10周年 北京の旅  1日目 前 | 中国駐在員がみた中国の魅力

中国駐在員がみた中国の魅力

中国駐在員の目線で中国の魅力を、日記風に書いていきます。それ以外には趣味(ダイエット、釣り、語学、日本への旅行等)なども自由気ままに、面白おかしく書けたらいいな~と思います。
時間があったら、みて下さい。

今日から設立10周年の社員旅行で北京へ出発します。


朝の5時半に出発し7時半の飛行機で北京入りする予定です。


参加者は130人ぐらいで社員や家族、元社員、友人など様々な


顔ぶれですが、私、正宗氏、マムシさんだけは飛行機で北京入りすることに


これは私の腰痛がひどく、正宗氏も10時間を超えるバスは無理だということで


決定した。



我が町から北京までバスで高速を進みだいたい12時間ぐらいで到着するらしく



社員とその仲間たちは昨日の夜7時に出発し陸路北京へ向かっている。


我々日本人3名は後から合流する手筈となっていた。


朝から少し霧がかかっていて嫌な予感がしていた


飛行機代は自腹となるため最も安い航空会社を選択していた


旅行後そのまま北京から日本へ帰国する正宗氏は帰国用の


大きなスーツケースを持っていたため彼が代表し荷物を預けない


私とマムシさんのチケットの発券に行ってくれた。


ほどなくし正宗氏が戻ってきた



飛行機が15時に変更になった!!!


ヾ(@°▽°@)ノ



7時半のフライト予定ですが???


どうも北京上空の天候の影響らしく全体的に遅れが出ているという。



これが、波乱の2泊日北京の旅の



始まりであった!!!



そこから我々は知恵を絞ることにした!


三人あつまりゃなんとやらです


マムシさん   駐在歴2年と少し


回答  もうええわ、行きたくない。帰ろう


アン   駐在歴 4年と10カ月


回答  遅れてでも行きましょう、それか朝の時間の別の場所への飛行機で、たとえば


天津までとか



正宗氏  駐在歴 計 10年


回答  速攻で中国人に電話し(朝の6時)大手の航空会社へ予約しなおそう


それでダメなら上海に行こう、俺の別荘がある!!



と3者3様の答えを導き出しカウンターへ行ったり来たりしながら


北京行きの飛行機はどうも朝は飛ばない、天津にいこうと決まったのでした。



中国ではよくある平凡なドタビエングン(直前の柔軟な変更)


により7時50分に8時20分発の天津行きの飛行機にチケットを


変更し出発した。


うーん思えば天津へ行くの初めてです。


正宗氏は天津甘栗、天津飯とか言いながら楽しんでいる。



中国に行った人なら知っていると思うが天津に行っても上記のような


モノはない、王将に行かないと。。。。


飛行機の中でもマムシさんはあまり乗り気ではなかった。


私はこういう突然のドラマティック?な展開が割と好きなので


楽しんでいた。


しかし大体の日本人はマムシさんと同じくいい気分にはなれないかもです


日本の緻密なダイヤ編成に慣れ親しんだ人だと中国をはじめとする


突然変化型交通体系にアレルギーを感じるのだろう。


私も正宗氏もどこか中国に麻痺ってしまっているのかもしれない、



飛行機は定刻通りに到着した。


到着してもはっきり言ってどうやったら北京に行けるかわからない


とりあえず正宗氏が聞き取りに入る。どうやら汽車が出ているらしい


とりあえず天津駅まで向かうことになった。


バスはおそらく日本で言う空港リムジンバスなのだろうが


満席で私たち3名を除くと全員が中国人という状況であった。


バスから見える天津の街並みは普通でとりわけ何にも


取り上げるところはないがなんせ天津に来たことが


私の経験値になることに、そしてフライトの変更などがあっても


臨機応変に対応できるか、楽しめるかが大事なのである。


しばらくすると天津駅についた、とても大きかった。


工事中であるが2年もすればもっと発展した駅前を形成することが


容易に想像できた。駅に着き発車時刻に多少余裕があったので


朝ごはんを食べにマクドナルドへ私が注文にむかったものの


恐ろしく仕上がり時間が遅い!!こんなのマクドじゃない!!


後編へ続く



PS この旅が始まる前、はっきり言って私はこの社員旅行に参加したくなかった。


当然月初にあったごたごたのおかげだ。


しかし正宗氏の説得もあり、やはり中国人との信頼関係形成にもう一度


チャレンジせねばと考えたのである。それはあと何カ月かで帰国するかも


しれない私にとって非常に重要な機会だと考えたのです。






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