茶壷のこと。。。お浚い
おはようございます。
お出かけの際は呉れ呉れも熱中症予防など
暑さ対策を怠り無く
きょうは。。。
普段、何気なく手にしてる茶壷の各部位の名称をUPします。
教材の復習です。
他流派に於いては異なる名称で呼ばれてる部分もありますが
益裕流ではこれで統一しています。
教材から転写
茶壷を選ぶ
① 蓋を外し、茶壺を逆さに置きます。嘴・口・把が一直線になっていればOK。
② 今度は真上からそれを見てみます。嘴・口・把が一直線になっていればOK。
③ 蓋で腹または把を軽~く叩いてみる。金属音のような高く響く音がすればOK。
そのほか、持った際にバランスがいいこと。一見して品を感じること。
紫砂壺の新品はツヤもなく地味です。
使い込んで手入れをするととツヤが出て味わい深いものになります。
何よりも第一印象が重要で、あれこれ迷わない事がことが、大切です。
茶壷の手入れは。。。
使い終わったら、壺の内外を水で流す。
紫砂壺(陶器の茶壺)は、洗剤で洗うことはタブー。
茶渋や汚れが気になるようなら、茶壺を下ろす時のように煮ると良い。
乾燥させて茶巾など乾いた布で磨く。
養壷の豆知識
「養壺」は中国語で「ヤンフゥ」と発音しますが、この「壺」(フゥ)の発音が
「福」と同じであるため「福を育てる」という意味にも通じています。
茶壺を育てることは、お茶好きの人の基本であり、責務です。
養壷の基本は茶壺を清潔に保ち、カビやいやな臭いをつけないこと。
使い込んでいくと、壺がお茶を吸って表面がブロンズのように光沢がでてきます。
使う度に優しく磨き、長年大事に使う事で愛着も湧き、価値もあがっていきます。
同じテーマ 「家元の中国茶的小話」 の記事
- 功夫茶益裕流・茶の心06月21日1
- 雑学・功夫茶・・・湯の道06月20日
- 中国茶の歴史・・・其の二06月19日3
- もっと見る >>