◆長崎の原爆と悲惨さ◆ | メータの妄想日記

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そういえば今日は長崎に原爆が落とされた日。


そしていつだったか図書館で読んだ、田口ランディという人が書いた「広島、長崎、福島 原子力を受け入れた日本」という本を思い出しました。


そこに書かれていて印象的だったのが

「なぜ長崎には原爆ドームがないのか?」

ということ。


その点について本ではこう書かれてありました。



■長崎に「原爆ドーム」がないのはなぜ?

浦上天主堂の存在は、原爆投下の被害をなるべく小さく見せ、隠蔽したいアメリカにとっては大変に都合が悪かったでしょう。そしてそれが「教会」だったことは意味深かったはずです。世界のカトリック教徒に対して未来永劫、原爆の悲惨を訴え続けるような廃墟の教会は取り壊してしまいたいに違いありません。

アメリカは核の平和利用を推進したかったのです。長崎に広島のような原爆の象徴を残すことは、阻止したかったと思います。




広島とはまた違った事情に「なるほどなぁ」と思いました。


そしてこの事実を長崎県民はどう考えているのか知りたいです。


原爆と言えば広島ばかりが取り沙汰されがちだけど、世界に本当の原爆の恐ろしさと惨さを知らせるには、長崎の原爆の被害を訴えたほうがより人々の心に響くような気もするけど…。


核の保有については難しい問題だと思います。


できることなら永遠に、長崎が世界で最後の爆心地であり続けてほしいと思いました。


◇◆終わり◆◇