今日の午後1時頃、以前から時々わたしの携帯に間違い電話をしてくる人(たぶん秋田の人)から、また間違い電話がかかってきました。
頻繁に…というわけではないけど、向こうも間違ったままだと本当の目的の相手に連絡するのが大変だろうと思い、間違いを教えてあげようとしました。
なので
「たぶんおかけ間違いではないですか?」
と言ってみたら年配の女性が出て
「いえ、私かけてませんけど。」
「私、電話かけることはめったにないんですよね。」
と、それくらいしか言わなかったので、おかしいなと思いつつも会話はその辺にしてお互いに電話を切りました。
するとその一部始終を聞いていた母からいろんな言葉を浴びせられて、今は身体中が棍棒で殴られたような痛い気持ちでいっぱいです。
どんなことを言われたかといえば、
「なんでわざわざかけ直さなきゃならなかったの?別の携帯に電話かけるとお金高いんだよ!」
「今のやり取りで100円以上は電話代かかったわ。」
「あんたがそんなふうに意見がましいこと言うから向こうも“かけてませんけど”の一点張りだったしょ。心外だと思ったんだべさ。私でもキレるわ!」
「あんたも若造のくせに配慮が足りないんだ!」
「おばさんなんて相手が年下だと思ったらなめてかかるし意地張って絶対に謝らないんだから!」
「あんたも変なとこ親切だよね。」
など書き上げればキリがありません。
とてもショックを受け、ひどく傷付きました。
わたしは親切心から間違いを伝えたつもりだったのに、実はそれが意見がましく配慮が足りないお節介な行為だったなんて。
わたしにとって知らない相手に電話をかけることは、ものすごく勇気を必要とします。
緊張して手足も冷えて言葉も詰まる。
それでも「相手も困ってるかもしれない」と思って電話をかけたつもりでした。
べつに間違い電話の相手には謝ってほしかったわけじゃない。
迷惑だなんて考えたこともありません。
ただずっと困惑してただけ。
自分でもなるべく失礼に当たらないように、言葉を選んで話をしたつもりだったのに、そんなに母から責められるなんて思いもしなかったです。
「じゃあ何て伝えればよかったんだろう?」と今さらながら後悔しています。
わたしの「間違いを教えてあげよう」という指摘は傲慢だったんだなーと反省しました。
それとも間違い電話なんてかけ直すべきじゃなかったのかも。
そしたらこんなことにはならなかった。
間違い電話の相手には、ただ不快な気持ちにさせただけで、ましてや見ず知らずの年下に意見をされて良い気持ちになるわけがない。
でも…おばさんって本当にそういうものなの?と思いました。
もうよくわからないけど…。
とにかく、すべての原因はわたしの物の言い方にあったわけで、わたしがもっとしっかりしていれば母から責められることもなかったんだろうと思います。
間違い電話の相手には申し訳ないことをしました。
今度間違い電話がかかってきた時は相手に不快感を与えない言葉をかけるか、そうでなければもう二度と知らない番号には出ず無視することにします。
若造が調子に乗るんじゃなかった。
◇◆終わり◆◇