'S Wonderful (2012)


寅さん二世withチェホンマンミニ、絶対に本人には言えないだろう。 

五色ニワトリみたいなV系の連中もどうかと思うが、おおむね美男子揃いだ。 

武藤昭平は、DIR EN GREYの京に似ているかも知れない。 


ただ、やはり実力は本物だった。冒頭の複雑な激しい旋律のパイドパイパーブルーズからやられる。最もいい曲だったが、ジャズ系出身?らしい男の底力を垣間見た気がする。

歌は、ニューロティカカバーみたいな衝撃はなかったが、ほのぼのした曲もあったり、安定したオッサンソングだ。

ゴードンマシューにボブマーリーとやらの洋楽カバー二曲が案外良く、もろカタカナ英語なのは寅さんクオリティ。 


ほぼアコースティックベースとガットギターしか入ってないが、歌に負けないくらいベースに聴き応えがある。

存在感の無いベーシストで、極上のプレイヤーを見つけるのは難しい。BASSはある意味、最弱の楽器であり最高の楽器とも云える。 


S


少し音楽からお気持ちが離れてしまったが、ナマズの昭平トラサンが、新しい腹巻きを巻き返すかも知れない。 

ゴシップガールのバス親子と、人時のしょぼい歌が聴きたくなった。