シロス修道院合唱団 (1994)


クラシックとしては、異例の世界的売り上げだったらしい。
この中世グレゴリオ聖歌が、西洋クラシックの起源であるようだが、あまり音楽という感じがせず、ひたすら神への敬虔な祈りなのだろう。

元々歌詞はあまり見ないが、これは特に読む気がしない。まぁ、神の奴隷どもを嘲るのも悪くないか。

ただ、男たちの荘厳な合唱ユニゾンを聞いていて、心が安らぐのも事実だ。いつまでも聞いていたいような永遠を感じる。
BGMもラジオも不要派だが、これほどカーBGMとして優れたものもない気がする。


A

眠れぬ森の夜、裸のエンジェルメンたちに囲まれて、穏やかな美声による裸体の愛撫を想像すれば、きっと天上の夢世界へと導かれることだろう。