IBS(過敏性腸症候群)と診断がついてしまえば、
主となる診療科は、消化器内科と精神科です。
まぁ消化器内科ですね。
ストレス等で不調な時には、精神科や心療内科を受診したらいいと思います。
ちなみに、精神科と心療内科の違いは、
精神科 ・・・ 精神疾患全般
心療内科・・ 精神的な問題で内科的疾患が発生している場合
となっています。
あいまいでしょ?
つまり、心療内科を標榜しているところは、あいまいなんです。
では、どのように精神科がメインで心療内科を標榜しているのか、
内科がメインで心療内科を標榜しているのか、
見分ける方法です。
心療内科だけを標榜しているところはほとんどありません。
私は見たことがありません。
必ず、
「心療内科・内科・胃腸科」
とか、
「精神科・神経科・心療内科」
と複数科を標榜しています。
この場合、心療内科以外に標榜している科がメインです。
夜眠れないとか、自律神経系であれば、
心療内科は基本的に内科を専門としている医師が診察しますので
お勧めしません。
精神科を標榜しているところの方が、断然いいです。
やはり、餅は餅屋といったところで、精神科医の薬のさじ加減はお上手です。
今は、余分な薬や過剰な薬は処方されない傾向です。
精神科に行って薬漬けになることは絶対にありませんので安心してください。
そして、IBSの人が受診をするのは、
内科の開業医
です。
いきなり大きい病院に行ってはいけません。
特定療養費といって、紹介状がないと、診察料以外に5000円程度かかることがあります。
無駄金です。
必ず、近くの評判のいい内科を受診してください。
できれば、その医師の専門が調べられるのであれば、消化器内科や胃腸科がいいです。
ただし胃腸科の場合、外科が専門の場合もありますので注意をしてくださいね。
検査など、必要なことが、その開業医でできなければ、必ず大きい病院へ紹介をしてくれます。
ですから、その紹介を受けて大きい病院で詳しい検査をすればいいんです。
まずは、身近な開業医を受診することが、検査への近道ですよ。