薬膳的中華粥のレシピ | Chimyan's Workshop Blog

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こんにちは YUKI です
 
 
風邪をひくと、食欲がなくなってしまうことがありますよね。
クシャミや咳ばかりで胃腸が不調になったり、発熱があると食べる事さえ苦痛になったりもします。
 
そんな時、嬉しいのが「お粥」ではないでしょうか?
(*^^*)
 
我が家で風邪が暴徒化していたある日、「今夜の夕飯はみんなでお粥にしよっか!」と、健康な人も含めて、みんなでお粥を食べた日がありました。
病人にはもちろん嬉しいお粥。
健康な人にも、美味しいものは美味しい♪
(´▽`*)
 
ということで。
お米から炊くお粥を、今日はご紹介してみたいと思います。
 
DSC_3348.jpg
 
薬膳的な食材も使いつつ、中華風に仕上げました~♪
 
では、レシピです。
(^^)/
 
 
<材料> ※4~5人分
 
白米 2合
水 2リットル
塩 大さじ2
ごま油 大さじ1
●白ごま 大さじ1
●乾姜(生のショウガでも) 1片分
●花椒 5~6粒
 
 
<作り方>
1、白米をとぎ、水を切って鍋に入れます。
 
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2、ごま油大さじ1を入れ、全体に馴染むように混ぜます。
 
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お米一粒一粒に、ごま油をまとわせる感じですね。
 
 
3、水と、その他の材料を加え、弱火に掛けます。
 
DSC_3341.jpg
 
弱火でコトコトと炊いていきます。
 
火の通りを良くするために、蓋をします。
が、お米ですので吹きこぼれやすいため、くれぐれもご注意くださいネ!
 
時々、様子を見てください。
かき混ぜても良いですけど、あんまり激しく混ぜると、お米がベチャッと煮崩れてしまうので、それは避けましょう!
(・。・)
 
 
4、30~40分ほど炊いたら、お米の様子を見ます。
 
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出来上がりは、お米の状態で確認します。
 
ポイントは、「花が咲いた」♪
 
DSC_3345.jpg
 
・・・見辛いかしら。
(´・ω・`)
 
お米の形が崩れて、ふぁっと花が咲いたかのように膨らんでほどけているのが分かりますか?
でも一粒ずつ独立していて、べったりしているわけではない、という状態。
お米がこうなったら、成功&完成です。
(*^^*)
 
 
5、完成です!
 
熱々を頂きましょう~♪
 
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6、ちなみに次の日はもっとふやけています☆
 
DSC_3349.jpg
 
ふやけてはいるけど、お米はちゃんと残っていますね~。
次の日も美味しいです!
(´ω`*)
 
冷やご飯から作るお粥も美味しいですけど、こうして白米から炊くと、また全然違った美味しさがあります。
病気の時だけじゃなく、我が家でも時々作りますが、体が弱っている時とか、疲れている時、ダイエット時にも、お粥はオススメです。
 
 
では薬膳的なことを少々(笑)
 
風邪ひきも半ばになってくると、そろそろ免疫力を強化したい時。
咳などの症状を改善しつつ、体を温める食薬を使いました。
乾姜(乾燥させたショウガ)と花椒(いわゆる山椒)、そして胡麻が、それです。
 
白米(うるち米)というのも、薬膳料理としては立派な食薬です。
体に栄養を補給してくれる、優しい子です♪
(^^)/
 
「炭水化物は太る」とか、最近やけに邪魔者扱いされがちな「お米」ですが、様々な栄養素がたくさん入っています。
お粥にすれば消化しやすくなり、弱った体に負担になりにくいだけじゃなく、まずはエネルギー補給を必要とする病中病後には最適なんです。
 
もしご家族に、弱っている方がおられましたら、是非作って差し上げてください!
(^_-)-☆
 
 
 
余談ですが、
 
若い頃、入院した時に出してもらったお粥は、こういうお粥でしたね☆
食べるたびに、「あの時」を思い出します・・・。
(-_-)
 
でもあの時は、塩も何も入っていない、単なる白粥。
弱っている時は、何の味もない白粥が美味しく感じるんですよね(笑)
入院して少しして、だんだん元気になってきた時、白粥が美味しくなくなって白米にしてもらったんですが、「あ~健康だとごはんも美味しく感じるんだなぁ~」と驚いたことをおぼえています。
 
「経口補水液」というモノも、高熱がある時には美味しく感じちゃいましたけど、脱水状態でも何でもない時に飲むと、不思議な味で飲み辛い水ですしね(笑)
 
健康って、大事ですね。
毎日を前向きに、笑顔で生きるための、一番大事な要素かもしれません。
 
体、大事にしよう!
( `ー´)ノ