先日 ミッドタウンでお茶してる時
専業主婦って いいなあ〜💕
と考えていた
娘の小学校の担任の女の先生が
自分の夢は
専業主婦になる事
って書いていた
私はもう無理だけど
娘が専業主婦になれたらいいなぁ と思う
でも実際問題
東大 上智 卒の従兄弟も
共稼ぎな訳で
なかなか難しい問題なんじゃないかな?
と思う
私が この人なら 専業主婦になれそうだな
と思った人とデートした話を書いてみようと思う
私の通っていた幼稚園は
いわゆる 有名企業の御曹司的な人が多い所だった
皆 男の子達はKに進学していた
高校卒業して すぐの同窓会に行ってみた
そしたら 有名企業の御曹司で 凄く美形な男が
私に張り付いてきた
ずっと隣りに座って私の顔を覗き込んでいて
私としか喋らない みたいな
この男が 何を考えているのか?
全くわからない
なぜに私?
もしかして ブス専???
帰り
男「家まで送らせてくれないか?」
と言ったら
これ又 有名企業の社長令嬢が
「ろみちゃんは私が送るからいいです」
と言ってきた
この女の子はきっと彼が好きなのだろう
どうしても 彼が私を送るのを阻止したいみたいだった
彼「いや 俺が送るから」
結局 彼のベンツで送ってもらった
別れ際
彼「今度会ってくれないか?」
後日 会う事にした
けれども 私は この人が信用出来なかった
こういうタイプの男は
女がほっておかないから
きっと死ぬ程モテるだろう
条件が最上の上に 顔がとても美しかった
でも私が ピンとくる顔ではなかった
初めてのデートは
素敵なレストランを予約してくれた
私「なぜ 私を誘ったんですか?」
彼「初めて会った時 かわいいと思ったからだよ」
私「あの場には 私より全然美人な人がいっぱいいたはず」
彼「僕は早く結婚がしたいんだ
彼女にしたい女と
結婚したい女は違うんだよ」
彼女にしたい女は美人で
結婚したい女は美人じゃないって事???
食後にお台場に行った
海辺で
彼「抱きしめてもいいか?」
と聞いてきた
私「そういう事は 結婚を約束した人でないと
私はしたくないから
そういう事がしたいのなら
他をあたって下さい」
彼「ただ ここで抱きしめるだけだよ
そういう事をしないとわからない事ってあるだろ?」
私「いやです」
帰り家の前にとめた車の中で
彼「今日いい夢を見たいから
ほっぺにキスしてくれないか?」
私「いやです」
多分 彼から見て
私は最悪な女だったはずだ
しかし
彼は懲りない男らしく
それからも電話は毎日鳴った
2回目のデートからは
私は友達を連れて行った
私が付き合わなくても
友達が付き合ってもいいし
2回目のデートで
彼は家に呼んでくれた
家は私と同じ区で豪邸だった
家にはお手伝いさんがいた
それだけの物を見せられても
私は 全然ピンと来なかった
翌月 私は両親と旅行に出かけた
伊豆の方のホテルで
夕食にホテルのレストランで
ふと 隣りの席を見たら
彼の家族が偶然食べていた
彼はいないけれど
そんな偶然あるんだ
彼の親と私の親は知り合いなので
ご挨拶とかをした
東京に戻ってからも
私は彼とのデートはいつも友達を連れて行った
結果
条件に釣られて 付き合う事は
私は出来なかった
なんか 身体が反応しないのだ
どんなに綺麗な顔も
自分好みの顔じゃないと何の意味もないんだな
と思った
それからも彼からの電話はずっと続いて
今の旦那と付き合っても
3ヶ月に1回は
「まだ別れてない?」
って電話は何年も続いた
この話には後日談があって
ある時 ネット上の女友達と初めて会う事になった
お互いの彼の写真を見せ合った時
友達「貴女の彼は
私の親友が好きな
凄い顔が美しい男に
とても顔がそっくりだ」
と言った
友達「その男はOO企業の御曹司の男で」
私「OO君?」
友達「えっ なんで知ってるの?」
私「デートした事があるから
今でも3ヶ月に1回 電話来るし」
友達「私の親友は
その男の子が とても大好きなんだけど
相手にしてもらえなくて
食事に誘えば会ってくれるんだけれど
いつも 食事も大した店には連れて行ってもらえなくて
でも 諦められなくて
私 彼に偶然会った事があるんだけれど
ゴルフの練習場に行った時 偶然会って
彼は女の子と一緒に来ていて
友達が「こんにちは」って挨拶したら
彼「どこかでお会いしましたっけ?」
って言ったんだよ
連れてる女の子の手前 そう言ったんだろうけどね
友達が彼に会った時
彼がトイレに行ってる間に
彼の手帳を覗き見したらね
女の子の名前がいっぱい書いてあって
名前の横には
点数が書いてあったんだって
それでも親友は彼の事が好きでしょうがないらしい」
それを聞いて 私は
彼を選ばなくて良かった
と 心から思った 笑笑
条件がいい男って やっぱり
難しいんだね