寒いイギリスを抜け出して

南イタリア旅行の続きです。



アマルフィ3日目は、

ラヴェッロという小さな町に

アマルフィから日帰り観光。


英国人が造った有名なお庭が

二軒あるらしいよと言ったら、

お庭大好きなイギリス人の夫は

嬉しそうに付いてきました。


実際、庭は素晴らしくて夫は大喜び。


まずは一軒目のルフォーロ邸。

アマルフィからの快適なシャトルバスを降りると

すぐ横にあります。


13世紀にイタリアの豪族が建てた豪邸を

19世紀にスコットランドのお金持ちが買い取り、

見事な庭に作り上げたものです。









ワーグナーにゆかりのある場所にもなったので、

夏の音楽祭の会場にもなっています。


ラヴェッロは町自体が高台の上にあるので

どこに行っても眺めが素晴らしく、

でも、アマルフィからはあまり観光客は来ず

空いていて、大人のための町という雰囲気。


ルフォーロ邸から広場に歩いていくと

大聖堂があり、さらにすんずん歩いていくと

チンブローネ邸があります。


(ネットより)


ここは、少なくとも11世紀まで遡れる農家を、

銀行家で後に叔父の爵位を継いで

貴族になったイギリス人が買い取って

見事な別荘と広大な庭に作り上げたものです。

(今はホテルになっています。)


美しい小道を歩いていくと、



インフィニティプールならぬ、

無限テラスに出ます。



高所恐怖症の方は、足が震えるかもしれません。

でも、絶景です!



ママ大好き夫は、同じく庭好きのママに

イタリアにイングリッシュガーデンがあったよ!

と、ビデオを撮って送っていました。


しかし、暑すぎて歩き回る気力が削がれ

広大な庭を隅々まで見て周れなかったので、

春にまたゆっくり来てもよいかもしれません。


昨年訪問した

ポートフィーノのブラウン城といい⇩



暖かい海と景色の美しいイタリアに

古い家を買い求めては

豪華な別荘に改造した19世紀の英国人たち。


貿易で大成功し、

英国が最も力を持っていた時代を

偲ぶことができます。


さて、また広場に戻り、

今度は高級ホテルが並ぶ通りへと向かいます。


途中の小道や公園がとても素敵で。





昨年泊まったトスカーナのホテルで

勧められた高級ホテルがここにあり、

ランチの予約をしていました。


そこは、メチャクチャ素敵なホテルな上に

レストランはロマンチックな別棟にあり、

もう眺めから何もかもそれはそれは素敵で、



期待度マックスになったのですが、

食事は大はずれ。笑


だから、ガラガラ。



お勧め通り美しいホテルでしたが、

食事はローカルのレストランを試せば

よかったなと後悔しました。


さて、アマルフィにはここでお別れ。

最終目的地に向かいます。


アマルフィ、噂に違わず

景色も最高、海も最高、

南イタリアなので食事も美味しく、

夏の間は毎月通いたいほど

気に入りました。


というか、夏の間住みたいほど。

イギリスに帰りたくない。。


大きな船を持っていて、

毎年夏はニースからシチリアまでの間を

好きに動き回って過ごしている

ご家族が居るのですが、最高過ぎよねと

本当に羨ましくなりました。


モナコの家だけでなく世界中に家があり、

家と言っても普通の家ではなく豪邸で

長距離も飛べる自家用ジェットも

何台か所有しているので

次元が違いすぎるのもいいところですが、


ようやく彼らのエリアに気軽に

出入りできるようになったので、

庶民は庶民なりに楽しみ方を見つけて

中年のうちに楽しんでおこうと思います。


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