◇今日の解答(例)◇

◇ポイント◇
明との関係 
◇解説◇
明の対外政策に守られた中継貿易が琉球の繁栄を支えましたが、明の勢力が弱まって日本人商人や中国人商人とヨーロッパ商人たちの民間貿易が盛んになりました。
江戸時代はじめに両属関係になったわけです。
そのような琉球を支えたのが『唐芋』(甘藷)です。これは、中国の農家の方から苗を野國總管らが琉球に持ち帰り、儀間真常という役人が、熱心に琉球国内で広めたのです。
これに支えられて琉球の人口は増えて行きました。
それか、薩摩や北九州に伝わり、時間をかけて日本で広まったのです。
ちなみに、琉球でも日本本土でも、甘藷を傷つけると出てくる白い汁を毒だという人たちがいて、普及に時間がかかりました。
新井白石もその一人だったようです。