不思議と、自分を付き合う人は、闇を抱えていた。

人としては全く問題はないのだけれども、

人に愛されることに長けていない人が多かった。

 

 

 

 

 

今、お付き合いを考えている人は母親が居ないと、しれっときいた。

訳は言わなかった

 

「小さい頃からオカンはおらんよ」

 

「そうなんや^^」

 

 

明るく振る舞ったのを覚えてる。

 

 

 

だってこんなの掘り起こすことでもないでしょう。

 

 

多分さ死別以外で親がいない理由を隠すって

 

 

だいたい離婚なんだよ。

 

名推理だろ?

素の毛利小五郎より冴えてるわ。

 

人の家庭のことにとやかくいうのは嫌い。

子供の頃からお母さんが居ないってのは絶対に悲しい思いをしている

 

ましては離婚だなんて誰が触れてほしいんだよ

自分からネタにしてこない限りは絶対に触れていけないタブー事項

 

 

 

 

自分だってコンプレックス責められたら苦しいわ。

 

 

だからもうこの話はおしまい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇ幽霊って信じる?」

 

 

 

「う~ん 霊感はないけど悪寒はたまにするやよね」

 

 

「なるほどね、オカンからの遺伝なんやね、」

 

 

 

「……そっちのオカンと違うな(笑)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

死ねよわたし