日本の広告業界の先駆者です
♪ちむちむ・ちむりん・ちむりんドール♪♬
今日の日曜美術館は
5月に放送された「宇野亜喜良展」のアンコール放送でした。
「宇野亜喜良展」はその後各地を巡回中のようです。
中学生の頃は宇野さんの絵に憧れて
イラストレーターになりたいと思っていました。
寺山修司やカルメン・マキにも憧れました。
日曜美術館のカメラの前で
宇野さんがフリーハンドでサラサラと
ワニの口に入った少女の絵を描くのですが
下書きの無い白い紙にいきなり鉛筆で描き始めて
約20分で完成、、早い!!
女の子もワニも宇野さんの頭の中に住んでいて
宇野さんの左手から紙の上に生まれ出る感じです。
まさに職人技!
熟練の賜物、、と思ったけど
若い頃一緒に活動していた横尾忠則さんが
「宇野さんは90歳になった今も若い頃と同じ絵を描き続けている。
スタートした時点でゴールに達していたのが凄い!」
と言っていたので
熟練で身につけた技というより
生まれながらに備わっていた才能なのでしょうね。
そうです!
初めて観た時から抜群にセンスの良い絵でした!
昔と同じ物憂げな少女が
今もその手からサラサラと生まれ出てくるのです!
宇野さんは90歳になっても姿勢が良くて
カッコ良く軽やかに生きているので素晴らしい!!
宇野さんの絵の軽やかさは
宇野亜喜良そのものなのでしょうね、、
今月はじめの日曜美術館では
田名網敬一さんの回顧展が紹介されて
日本の広告業界には
こんな凄い人がいたんだと驚きました。
残念ながら田名網さんは
大規模回顧展が始まって2日目に亡くなっているのですが
日曜美術館の取材を受けながら
展示用の大作に挑む姿はエネルギッシュで
とてもお元気そうに見えたので
88歳とは思えませんでした。
なにしろ作品がカラフルでパワー全開なのです!
そして驚いたことに
田名網敬一さんの回顧展にはバービーも登場!
お目々がいっぱいのコスチュームで
サイケでポップなバービー人形です♪
田名網敬一のお名前は知りませんでしたが
見たことがある作品も並んでいたので
業界ではかなり活躍されたのでしょうね。
目玉がいっぱいのオブジェは愉快です♪
今の88歳ってこういう感性なのかしら??
ヒッピーやサイケデリックが流行ったのはいつだったか、、、?
田名網敬一さんと同じ1936年生まれの横尾忠則さんも
昔はサイケなポスターを描いていましたよね。
広告業界はやはり流行の最先端なのでしょうね、、、
最先端を牽引してきた人はいつも最先端で
急に老け込んだりはしないようです。
インターネットを使いこなすお年寄りも多いので
年寄りは古臭いと思うのは間違いですね!?
横尾忠則さんは1980年に画家宣言をしてからは
毎日自分の描きたい絵を描き続けているそうです。
でもデザイナー時代には
注文が来ないのに絵を描くことはなかったそうです。
宇野さんは注文に触発されて絵が生まれるタイプのようで
一流のクライアントに恵まれているからできる仕事もあり
クライアントとの駆け引きで生まれる作品もあるのだそうです。
宇野さんのイラストレーションは自分の思想を現すより
相手の意思や考えを視覚化するための手法なのだとか、、
つまり作品というより商品として描かれた絵なのでしょう。
しかし流行に敏感な業界で
ずーっと第一線で活躍するのは凄いことですよね!
今回の展示ではポスターだけでも180点、
絵本や挿絵や舞台演出まで
多岐に渡る作品が集められているようです。
長い道のりをたくさんのファンに見守られて
現在まで歩み続けて来られた集大成の展示ですね。
日曜美術館のタイトルは「宇野亜喜良展」ではなく
「変容するイラストレーション 宇野亜喜良」でした^^;
宇野さんの絵も私の知らないところで
時代と共に変容したようです(^^;;
でも宇野さんの絵を見ると子供の頃に見た夢が蘇ってきます。
私にとって宇野亜喜良さんのイラストレーションは
今の絵も昔と変わらず魅惑的なので
歳をとってもみずみずしい感性を持ち続けることは可能なのだと教えてくれました。
今日の日曜美術館は
来週日曜日の午後8時からEテレで再放送されます。
横尾忠則さんとの対談はお互いの個性が垣間見えるお宝映像で
いっしょにたい焼きを食べるシーンはまるで少年のようでした。
お二人ともた長生きしてくださいね!







