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ちむりんドールのブログです♬
辰政先生は神奈川県の小学校で美術の先生をされていた時に四谷シモンさんに出会い、出会った翌日からエコールド・シモンに入学して人形を作り始めたそうです。
右の黒いコートに帽子姿の写真は人形ではなく先生です!
今は故人ですが 先生よりお若いお父様、、、
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辰政先生は神奈川県の小学校で美術の先生をされていた時に四谷シモンさんに出会い、出会った翌日からエコールド・シモンに入学して人形を作り始めたそうです。
お父様の影響で幼少の頃より絵が好きで 佐賀大学特設美術科を卒業されています。
しかし在学中は芝居に傾倒し 卒業後は上京してアニメーターになったそうです。
お父様の期待に反して当時最先端のアニメの道を選んだものの
あまりの過酷な労働環境に嫌気がさして 24歳のときに教員になったそうです。
以後60歳の定年まで教員を続け
定年後に佐賀に工房付き住宅を建てて教室を運営されています。
2004年に高伝寺の村岡屋ギャラリーで
帰郷第1回目の球体関節人形展を開かれたときは、
ギャラリー始まって以来の大盛況だったようです。
2005年に教室がスタートしたときに私も通い始め 2010年までお世話になりました。
先生はエコールド•シモンで習得された技法を1ミリも変えずに忠実に再現される真面目なお人柄で 私たちにもシモン方式を1から丁寧に教えてくださいました。
土台の削りだし方、木屑の粘土を練り合わせて土台の上に丈夫な芯を作り石塑粘土で肉付けしていく方法、ボンドで胡粉を練って仕上げ塗りをする方法、球体の作り方や人形の繋ぎ方など 基礎からみっちり教えていただきました。
3時には必ずお茶を飲んで世間話をする習慣もエコールド•シモン流だそうです。
芝居や音楽もお好きで お洒落でお茶目な一面もあり
大変信頼できる先生なのですが
私は自己流で勝手に作り方を変えたりする自分勝手な人間で
あまり良い生徒ではありませんでした。
その上 ビスクドールに興味のある人が私のやり方を尊重してくれるようになると せっかく先生が守ってこられた伝統技法に水を差してしまいます。
もっとしっかり技法を習得したかったのですが
先生も私には教えにくい雰囲気で、だんだん居心地が悪くなって 教室に行くのをやめてしまいました(^^;)
先生はその後も 教室展や個展、各種イベントで精力的に創作活動を続けられ、今回悲願の父子展を帰郷第1回目と同じ
高伝寺の村岡屋ギャラリーで開催されたのでした。
これまでの人生の集大成と言っても過言でないような
立派なパンフレットも制作されていたのでご紹介します。
右の黒いコートに帽子姿の写真は人形ではなく先生です!



人形のお顔がどことなく先生に似ていますよね!
こちらは お父様の油絵です。


この父子展を拝見して
先生の人生の中で お父様の存在がとても大きかったのだと分かりました。
油絵と人形ではジャンルが違いますが お二人の作品はとても相性が良く 素敵なコラボレーションだと思いました。
人には真似のできない お二人の歩んでこられた人生の集大成のような見応えのある展示会でした。
先生が人形に込められた想いは お父様にも伝わったと思うし
人形という表現手段は先生に似合っていると思います。
白髪でお髭の先生のお姿は だんだん芝居がかって完成度が高く
先生のお人形に似てきた気がします(^o^)
お体に気をつけて 末永く制作にいそしんでくださいね!
