《さようならコタツ》読みましたァ♪



全7話からなる《短編集》でした。その中の1話がこの本のタイトルとなっていました。



この短編集には老人が暮らす部屋や、子供のいる家、独身女性のマンションや、結婚間近の男性が住むアパートも出てきます。



全てが《部屋のなか》での…それぞれの人生が描かれいました。



その中で特に好きな2話を紹介します♪~♪~♪


《ハッピー・アニバーサリー》

東京で夢を追い掛けて頑張っている娘のアパートに、ある日突然田舎から父がやってくる…。

酔っ払いながら夢心地の父、その姿を見ている娘。
そんな一夜をお互いの目線で想いが綴られていて…

次の朝早く父は寝ている娘を後に田舎へ帰るんだけど、読み終わってちょっぴりセツナイ気持ちやら温かい気持ちにさせて貰いました。



《さようならコタツ》

これは恋愛に不器用な女性が上京してから15年。景色の良いマンションへ引越しと同時に、それまで使っていたコタツを捨てる所から始まります。

いつも男に騙され、都合のいい女になってしまう…いつからか恋愛より仕事と貯金の毎日。

そんな中たまたま出会った男性。
とにかく一生懸命な人。。今までの男性とは全く違うタイプ。

そんな誠実な彼にとまどいながら次第に心を開いていく。

半年経ってまだ手も握っていない彼が家にくる!

とりあえず引越し。新しい部屋にベッドにアレにコレに…貯金で全て買い替えた。
料理やら何日も前からあんなコトやこんなコトや妄想に近いシナリオを描き…(笑)
当日は夜来るのに有休を使う気合いの入れよう!

…結局仕事で彼は来なかった。

『やっぱりね…』涙を流す彼女に彼からの誠意の電話。
ドキドキしてソワソワして落ち込んで、喜んで。
そんな長い一日を描いた作品でした。


今までの自分に『さようなら』をすべく、愛着のあるコタツを捨てる…。
それは彼女なりの新しい人生へのスタートだったんだなァと思いました。

私と少し似たタイプの彼女に、ちょっと笑いながらハラハラしながら、楽しく読めました(^-^)




どの作品も、何気ない日常を描いてるだけに実際経験してなくても、どこか共感できたり…(´-`)



切なくなったり、温かい気持ちになったり、笑ったり。とても興味深かったです♪



ミステリーものしか読んだコトなかったけど、色んな世界が見れて面白いね!!



ハマったらしい(笑)



また買ってこよう~♪♪