ちみです!


自分のブログ見返すとまあ長い!

簡潔に分かりやすく文章を書くって難しい

でもやっぱり痔瘻関連って検索している人が多いんだな〜って言うのがよく分かる

ブログ開設は今日なのにもう既にアクセスがあってビックリした。

自分自身も辛いけど、同じ辛さを今この時感じている人も絶対いるはず。

1人じゃないぞ共に頑張りましょう!


という事で早速前回の続きから!


肛門周囲膿瘍を再発し、再発したということは痔瘻になっているのもほぼ間違いない状況

後は手術をどのタイミングでするべきか

ここで自分は仕事のスケジュールや仕事を重きにおいてしまい、自分の身体を第1に考えてあげらませんでした。


膿こそまた出てきてしまっているものの、今回は出続けているが故?に痛みが少ない…

なんなら膿という障害を除けば痛みは無いなんて日もあったくらい。

痛みが無いのに手術をするって言うのがなんか嫌だった、現実逃避をしてました。

正直忙しすぎて遊ぶ暇も無かったので、膿位なら共存出来てしまうし。

怖いもので慣れてしまうとオムツや生理用品などを着用してしまえば服も汚さなくて済むし

問題なく生きていけてしまうと思ってきた自分がいることにビックリ。

実際オムツやナプキンなどは買って装着をした日が何日かあります。

ナプキンは流石に人生初めて手に取ったので、使い方が全く分からず戸惑いましたが

オムツに関しては男女兼用の物なので特に困ることは無いし、なんならオムツ超オススメです(笑)

履き心地は良いし、広範囲に吸収してくれるので痔瘻系諸君は是非オムツを履いてみてほしい!


とはいえ、痔瘻になってしまっていること自体がやはり精神的ストレス貯金チャリンチャリン

現実では思うように貯金は出来ないのにね。


痛みは今でこそ無いけど、そう甘い話じゃない。

絶対また痛くなるし手術はしよう。

さあ、いつしよう。

この時11月に入り少し経った頃。

正直年末年始は仕事は忙しくなる。

やるなら今しかないか。

11月初旬のどこかで根治手術を受けて

ダウンタイムが仮に最長1ヶ月かかる計算だとしても年末繁忙期には復活出来るだろうしそこでまた沢山働けばいい。

意を決して会社の人間に痔瘻告白をしました。


…が、分かってはいたけど

痔瘻に対して理解がない…。

それも無理はない、俺も知らんかったし。

事細かにどういう病気かを説明。

そしてどれだけ厄介な病気かも説明。

ぶっちゃけHIVですら薬飲めば発症抑えられる時代だと言うのに痔瘻というのは何故こんなにもアナログなのでしょうか?

飲み薬効かない、手術でほじくるしかない、術後のダウンタイム長い、痛い。

一日の説得では長期休暇の理由として納得して貰えなさそうな雰囲気だったので

肛門周囲膿瘍〜痔瘻が分かりやすく解説されているサイトを勝手にLINEで送りつけたり

痛いのは事実なんだけど、オーバーリアクションで起立着席を派手に痛がったり、シナモンの人形を両手で抱えてるホス狂トー横ぴえん系女子みたいにドーナツクッションを抱きしめながら出社してみたり。

これでも理解されなかったら使用済みナプキン事務所に捨ててやろうかと思ったが

皆大人。理解してもらえた。

11月初旬終わり〜11月末(仮)まで治療に専念していいという許可を頂けました!


ある意味この長期休暇を貰うことも気が重たかったので、難関をひとつ超えました。

後は病院に行くだけ!!


どこの病院にしよう。

前回は日曜日という関係自宅からは程遠い都心の病院に駆け込んだが

通院はしやすい所がいいよな…

なにより、入院なんてしたくない…

地主達みたいな金持ちが集う高い寿司屋の会食からのキャバクラルートとは訳が違う。

こちとら痔主。

同じ読み方なのに違いが凄すぎて泣けてくる。

入院は実際したことないけど

元SMAPつよぽんが演じていたドラマ

任侠ヘルパーが大好きだったので

あのドラマの中での入院風景が自分の中でイメージが強い。

痔主達の入院ともなれば会食(食堂)も下ネタのオンパレードだろう。尿瓶、お漏らしなどの会話が日常的に飛び交う食事なんて真っ平御免だ。

でも仮に綺麗なお姉さんで同じ痔主の方がたまたま同じ病院に居て食堂でたまたま出会ってお話するような事があったらちょっとアリかもとか

仲間意識感じすぎて気になっちゃうかもとかチラッと思ったが、そんな奇跡は起きるわけない。

現実は甘くない。常に危険を予測するんだ。


よし、日帰り手術が出来る病院を近所で探そう。

痔疾患の日帰り手術が可能な病院は増えているらしい。

実際に痔瘻 日帰り手術で検索すると多くの病院がヒットする。

しかも幸運な事に自分の住んでいる街にも1つ、隣町にも1つと近所にもあるではないか!

自宅から近いならタクシーも大胆に使えるぞ。

自宅から1番近い病院の予約を早速試みる。

診察の空きはあるが直近数日は埋まっている…

ここも肛門専門の病院では無いため

様々な悩みを抱えた患者が殺到しているのだろう。

Googleの口コミも悪くないし

良さそうな所だ!

ちょっと間は空いてしまうがこの日で診察の予約しようとスケジュールを決定。

後は来たる日に備えてしっかりと安静にする。


先輩ブロガーの話を参考にすると

その日病院に行って、即手術ということはまず無いということは分かっていた。

(肛門周囲膿瘍の切開排膿は当日日帰りオペ出来ますので、疑いある方は覚悟決めて一刻も早く行きましょう。)

何故なら痔瘻の手術前には検査が必要で

痔瘻の穴はいくつ出来ているか 

穴の場所はどこか、など物理的な検査や

場合によってはMRIというターミネーターやマトリックスの方達が入りそうな機械に入って身体の内部を調べたり…

厄介な病気には少々面倒な検査が必要不可欠。


ブログから得た知識は本当に助かる

マジで役に立ちます。

先輩ジロラーには頭が上がりません。


時は流れ通院予定日の前日。

ここまでは多少の痛みはあるものの排膿も少なくなり、調子は安定していた。




が、悲劇は起きる。

この日も休み、連休を獲得した自分は束の間のニート期間を楽しもうという気持ちにシフトしておりベッドの上で買ったけど読んでなかった漫画を読み漁り、YouTubeの見れてなかったストック動画を消化していた。


昼頃、なんか微熱。

夕方、なんか高熱。

高熱が出るとインフルよりもコロナよりも肛門周囲膿瘍を疑うという心に深いトラウマを負っている俺は真っ先に指をお尻に。

ある意味プロフェッショナル。

早くこの話を後の居酒屋の笑い話にしたい。


うん。痛い。中々に痛い。

そして、分かりやすく1回目に近いくらい腫れている。1ヶ所ではなく3ヶ所ほど


パニックで流石に焦った。

腫れている場所は肛門の穴を時計の中心とするならば長針で10.12.14時方向。

いわゆる10時君が初期メンバー。

12時君と14時君は初めまして。

うっすうっす。

て誰やねん!!!聞いてないし!?

でも大きく腫れているのはやはり初期の10時君だけ。

あとの12時と14時はなんか軽くしこり程度に腫れているレベル、押してもさほど痛みは無い。

10時は信頼があるからな。

言うてもう1ヶ月以上の仲。

勢いだけのカップルならもう破局しているだろうね。

まてまて、俺男だし、仮に10時が女だとして

10時ちゃん双子産んじゃった系?

だいしゅきホールドは人間同士だけですれば良かったのじゃないかしら。

もはやエイリアンの世界観。

しかも12時に関しては玉の裏にめちゃくちゃ近いんですけど、これ大丈夫なん?

(実際手術前に今これ書いてるので現時点でも1番怖いのがこの玉裏12時君です。場所的に被害拡大して竿ごとちょんぎられるとか無いよね?ってめちゃくちゃ怖い。)

もうオブラートに包まず言ってしまうと玉を優しく触る限り玉袋内に腫れ等は確認出来ず、排尿痛等一切無しです。

この時点で俺の痔瘻は単純痔瘻ではなく、複雑痔瘻に進化してしまったんだと確信、激萎え。


※複雑痔瘻とは定義は多々あるものの、自分の体で例えるなら瘻管が1つでは無いことから複雑痔瘻と仮定してます。あくまで仮定です。

瘻管や状況は医師しかわかりませんので。


想定のお話ですが、ティッシュに膿のようなものが複数ヶ所着いているように見えたのは今の現状に関連しているのではないかなと。


自分が目視で確認出来ない患部。

何が起こっているかは余計に分かりづらい。

痔瘻の嫌な所は自分の痛みや辛さの体感と

病気の重症具合等が比例しない所だと思います。

後に分かる話ですが、自分的には大した事無いと思ってても、医者から見たらめちゃくちゃ酷いよって言われてしまいます。


もうどうにも出来ないので、明日に備えた病院まであんまり効かない(実際効かない)痛み止めを飲んで風呂で患部を優しく洗い流して就寝。


そして2回目の病院当日。

車の運転は出来そうなレベルだったのでマイカーで自宅から10分程の病院へ。


昨日の腫れが引いていないので待合室で待つこと自体が辛かった。

仮にも肛門も診察出来る病院ならもうちょっとフカフカな椅子用意してくれよ😇

と涙目で待機。

しかもオンラインで診察時間の予約をしたはずなのに一向に時間が来ても名前を呼ばれず1時間程経過し、やっと呼ばれる。

オンライン予約の意味とは。

少ない枠を勝ち取った患者皆が不満に思った事だろう。俺はケツが痛すぎた。


そして、今回は流れが自分の中で決まっていたので堂々と今までの経緯を話し、日帰りの根治手術をしてほしいと打診。


医者は言う。

まずはお尻みせてください。


ですよね。

もうズボン下ろすことに何の抵抗も無い。

でも今回は一回目とは違い既に膿が出ている状況。

そんな事にも何も動揺せずお尻をまさぐる先生。

お医者さんは偉大だ、凄いわ。

心の中で申し訳ないと唱える。


そしてじっくり診察を終えた先生の一言。

「とりあえず腫れ酷いので切開しましょう。」


俺「えっまたあれやるの?!(泣き顔)」


「痛かったでしょうね、切開痕残ってるので分かりますよ。でもやらなきゃ次の手術へもいけないですコレ。」


俺「☺️(もう誰か殺してくれ)」


って顔で見てましたがここで先生冷たい一言。


「やらなくても良いですよ、やらないで帰宅って言うのもひとつの選択肢です。」


俺「🥺(せやかて工藤…)」



後1回だけ!もうどうせここを乗り越えれば手術なんだ!!あと1回だけ耐えれば終わりが見える!!歯を食いしばれ!!!


と覚悟を決めて、お願いしました。


大体の流れは1回目の切開と一緒なのでほぼ割愛しますが、今回は麻酔の効きが違いました。

初回はほんとに麻酔効いてるのか分からない位痛かったのですが

今回は麻酔の針が刺さる瞬間こそ痛いけど

麻酔が効いてるのか切開のメスはいつやられたのか分からないレベルでしたし

絞り取られる時も、痛いは痛いんだけど、遠い痛みというか。なんか触られてる…位の感覚で驚きました。

1回目に比べればまだ耐えられる痛みでした。

ちなみに切られたのは1回目と同じ場所だけ。

12.14時childrenは産まれたて過ぎてまだ暴走していないのか手をつけられませんでした。


1回目よりはマシとはいえ、局所麻酔なんてすぐ切れるのでじわっとオペ後の痛みが復活しだし、少し簡易ベッドで休憩。


自分は寝たきりのまま先生が話しかけて来ました。












「これはウチでは無理ですね、手術。」










🙂ん?what?むり?

じゃあどこでやれと?



さあどうなってしまうのでしょうか。

どうしても長くなってしまうので1回切ります。

次回 まさかの仕事復活!?

手術のタイミングに大苦戦。


乞うご期待!