産後1か月半くらいまでは

授乳と授乳の間に母乳が産生されて

おっぱいが張っていました。

いはゆる 溜まり乳でした。


でも段々と赤ちゃんが飲む分だけ、

赤ちゃんがおっぱいを吸った時にだけ

母乳が産生される

射し乳に

変わってくるのです。

乳腺炎にもなりにくいし、

赤ちゃんが出来たての母乳を

飲めるのでとても便利なおっぱいのシステムに

変わるのです。

でも、左手で赤ちゃんにおっぱいを

飲ませつつ、右手で幸せクン1号のお世話をしながらも

足でガスコンロの火加減を調整する

バタバタの状況では

ホルモンがうまいこと分泌されず

赤ちゃんが吸っても吸っても

母乳が出てこないらしく

泣きます。

赤ちゃんが泣くと1号クンも

イライラするのか荒れるので

本当に夕方はトホホホな気分に包まれます。


おっぱいがジャーっと出で来る感覚(射乳感覚)が

私には分かるので

下手すると30分もかかってしか

出てこないことさえあります。


さすがに悩んで

カリスマ助産師さんに

乳房ケアに来て頂きました。


とてもエネルギッシュなおばちゃまで、

ドカドカドカ~っとやってきて

しゃべるしゃべるしゃべる。

圧倒される私。


「さて、そろそろ赤ちゃんがおっぱいを欲しがってるから

見ましょうかね。」


とおもむろに立ち上がり

私の首、肩、おっぱいを触り、


「あら?あなた かなりの完璧主義者なのに

全然ストレスないわね。ちっとも凝り固まってないわよ。

乳腺は細めだけど、きちんと出てるはずよ。」


と言いつつ


「出ない出ない。」

と訴える私の乳首をつまんだ瞬間。

シャー母乳


あれ?出てるの???


出てたの?


これ幸い赤ちゃんに吸わせます。


でもやっぱりぐずぐずと気に入らないと

訴える赤ちゃん。


助産師さんも

「出てるのに何で???」


と首をかしげています。


私 「もう少し待っててください。15分くらいしたら

赤ちゃんの飲み方が

変わります。」


半信半疑の助産師さんでしたが

私の訴えた通りに赤ちゃんがゴクゴクと

飲みだし、満足気なのを見て

「今まで30年以上、3桁のお母さんを見てきたけれど

あなたのケースは初めて。」


とおっしゃっていました。


助産師さんの考察では、

「1か月までは頑張って吸わなくても

じゃんじゃん出ていたし、

食事が今よりもコッテリだったから

この子にとってそれが楽で美味しかったのかもしれない。」


との事でした。

確かに1か月の時点で一日あたり54gの増え幅は

尋常ではありませんでした。

今は増え方が緩やかになっています。


おしっこの回数的にも沢山おっぱいは

飲めているはず。


もう少しカロリーの高いものを摂った方がいいのかもしれない。

と言われました。


乳児湿疹が出てしまったので

すっかり卵や乳製品を制限していた私。


赤ちゃんのウンチは、消化がよすぎるおっぱいの

せいで、橙色で未消化固形分が全くなくなって

しまいました。


それはそれで良い事なのですが、

もう少し濃くてもいいのかもしれない。

との事でした。


湿疹も落ち着いてきたし、

少し食事を自由に切り替えていこうと思います。