お母様を数年前に亡くしてる夫ちゃん
だから私にはお姑さんがいません。
お墓に新年のご挨拶しました。
お墓でも神社でもお参りとなると
ついついお願いごとをしてしまう私
「帰宅の途をお守りください。
家族の健康をお守りください、、、」などなど
ケアセンターにお住まいのお祖父ちゃんに
「お嫁にきました。」とご挨拶に行きました。
94歳というご高齢なので
今でも時々戦争に出かけていると
お話されたりします。
夫ちゃんの事も あんまり 覚えていないようでした。
でもとっても穏やかにニコニコされていて
俳句や写経を見せてくれたり、
お部屋に案内してくれました。
おぢぃちゃん子だった私、初めてお会いした
おじいちゃんだけど、何か一緒にいられて楽しくて
仕方ありませんでした。
帰る時間が来てしまい、名残惜しいまま車に乗り込んで
ふとケアセンターを見ると
おじぃちゃまが二階の窓から
大きく大きく手を振ってくれていました。
「また 来るねー」
そう大声で手を振り返して、車を発進しました。
もぅ我慢できませんでした
「ぶぇ~~~ん」
運転しながら突然泣き出した私に
夫ちゃんは
「 どした? お腹痛い?」 オロオロオロ、、、。
出会ったばかりなのに
もう何度もは会えないんじゃないかとか、
家族と離れて暮らすことの寂しさとか
何だか分からないけど
色々色々で涙が止まりませんでした。
「にくそんの心は裸ん坊なんだね。
たくさん人の痛みとか寂しさとかが
流れ込んできちゃうんだね。
僕が服にならなくちゃね」
帰り道、高速道路の大渋滞にはまりつつ
帰宅。
疲れたので焼肉
くーちゃんもお疲れ様でした。
ちびっこちゃんが作ってくれた くーちゃん。
いいお正月でした。