母親失格 | てんちむオフィシャルブログ ちむちむライフ Powered by Ameba

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私の母が

母親失格-てんちむに言えなかった100個の愛-

という本を出しました。


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まず、「お母さんと仲良いね」と言われますが、今の今まで上辺の関係だったとあたしは思います。



正直、私は母が嫌いでした。

幼い頃から母からの「愛情」はあまり感じられなかったし、

私を"金の成る木"にしか見てなかったのかな、とも思ってたし。

母親らしいことをしてないくせに、都合良いときだけ母親面してくる。

とゆうか、
あたしの何も分かってない。


本気で殺意が芽生えたこともあれば、殺されかけたこともあります。

母親のせいで、あたしの中の大事なものが壊れたことだってあります。



とりあえず憎い。



そんな気持ちでいっぱいでした。










でも、
それはあたしが膨らましていたイメージで、ただの"母親像"にしか過ぎなかったこともあったんです。


そして都合が悪ければ全て母親のせいにしたり。





私は今まで"母親"は"母親"としか見てなくて
母の考えてることや母の本音など考えなかったんです。




ただ、この本を読んで

一人の"人間"であり、
一人の"女性"であり、
そして"母親"である。

ということを知りました。






あたし達親子の関係は修復不可能な関係だとずっと思ってました。


あたしとママの親子の溝は本当に大きかったのですが、この一冊で溝も消えたと思ってます。


…私たち親子を救ってくれた一冊。



母に協力してくれた全ての皆様、本当に本当にありがとうございました。




あたしはこの本で母親に対する思いも良い方向に変わり、
今までの誤解やマイナスなことも全てスッキリ解決出来たのかな…と思ってますクローバー










私が中学生失格を出版した去年。

嬉しいことに、今は17万部オーバーということでベストセラーになりました。

もうすぐで20万部突破です。

きっと、中学生失格を手に取ってくれる方がここまでいなかったら…
きっと、私の母も本を出せなかったと思います。

=私達親子関係はギクシャクのままでした。

運命や偶然って本当に凄い。


全ての方に届くか分かりませんが、
本当に本当に…皆さんありがとうございます。



20万人もの方に中学生失格を読んでもらえて凄い嬉しい気持ちでいっぱいなのですが


正直な私の気持ちは…


発売直後、
なんでこんな本を出してしまったんだろう、穴があったら入りたい
という気持ちで、自分が出した本にも関わらず、恥ずかしすぎて中学生失格を読めないままでいたのが本当です。

私が出来上がった中学生失格を読んだのは、発売当日の日。
その時は収録があって、収録前に楽屋でマネージャーから本を渡されパラパラ読んで
本気で恥ずかしくて収録前にも関わらず泣いたのを覚えてます。


あー原稿ちゃんと見返せばヨカッター

こんな本、苦情殺到して販売停止になればいーのに
と、本気で思いました。




そして数日後、中学生失格を読んでくれた沢山の方から
「共感しました」
「凄いリアルで泣きました」
「本、出してくれてありがとう。」
など沢っっっっっ山のコメントを頂いて、やっと自分自身と向き合って読む気になったんです。


そしたら、「あんなこともあったなー」と色んな感情を思い出して
忘れてた感情を中学生失格を見て取り戻すことが出来た気がします。


そして何より、
自分の本に共感してくれる同世代の子達が多かったのがビックリで、凄く嬉しかったです。



私が中学生のときに抱いた感情は、100人が100人そうか、と言ったらそうでは無いと思います。

ですが、本当に多くの同世代の子が共感した、と言ってくれたので
私と思うことが同じ子、似てる子は多いのかな。と思いました。





ですが、
中学生失格を出した後の今でも思うことがあります。



それは結論が見えない。



で、どうした?と言うこと。



私が中学生失格に秘めたメッセージは、

どんなに辛いことがあっても
明るい未来は待ってる。
希望を忘れないで。

と言うことです。





しかし、皆さんが疑問を持っている

私が何故劇的に変化したかという理由、何故この業界を復活したか、などのことはあまり詳しく書かれてなく、
当時の喜怒哀楽激しい日記をそのまま載せただけ。

そして、日記は中3の4月で終わってます。

私の一方通行な感情だけで出来上がった本です。






そして母親失格。

母親視点ですが、
これには幼い頃のあたしの過去も、中学生失格には書かれてないあたしの中学時代も、空白の中3の頃も、何故日記がつけられなかったかの理由までも書かれてて、

いわゆる、中学生失格の続編もあります。



あたしが誰ひとりに告白してなかった衝撃なこと(あまり良いことではないですが)も書かれてるし、この本であたしの色々なことを初めて知る方も多いと思うので
中学生失格を読んでくれた子達には是非読んでほしいです。



そして何より中学生失格で"共感"と言うコメントが多かったのですが、
この年齢で悩みが尽きないのは、恋愛、人間関係、そして親子関係だとあたしは思います。



中学生失格をもしお母さん達が読んだら…、
「あたしの子はこんなんじゃない」と思うお母さんが多いと思います。


しかし、「共感しました」と同世代の子から沢山コメントを貰ってるので、
「私の子はこんなんじゃない」と思ってるお母さんでも、実は私と同じことを考えてたりする子が多いのでは…と思います。



なんせ、あたしの母も中学生失格を読んでビックリしてたし、初めて知ったことも沢山あったと言っていましたし


実際あたしも知り合いの親に言われました、「私の娘はこんなんじゃない」と。

でも、実際その娘さんは親には言えない悩みを持ってたり、私が中学生のとき抱いた感情を持っていた子で相談されたりもしてたんです。


だから、
親は子を分かってるようで分かってないと思うんです。

気づいてあげてるつもりで、気付けてなかったり。





中学生失格は同世代のリアルだと私は思ってます。


そして、母親失格は今の親子のリアルだと私は思います。






だから、中学生失格で私なんかに"共感した"と思ってくれた皆さんには絶対に母親失格を読んでほしいと思います。

中には、親に不安を持っている子もいると思います。

そんな子はお母さんに是非母親失格を読ませてみて下さいクローバー




と、同時に
反抗期を迎えてる子供をお持ちのお母さんや、幼い子供をお持ちのお母さん。
いや、もう全てのお母さんに読んでほしいです。

そして、子供にも読ませてあげて欲しいと思います。



母親失格は不思議なことに、親子両方の視点から読めるんです。
だから沢山の親子に読んでほしい。


そして
実際、読んだら分かると思うのですが、本当に良い方向に環境や考えが変わると思います。







この母親失格で、あたしは母のことを初めて知ることが多かったです。

(きっと中学生失格を読んだ母も、あたしのことを初めて知ったことが多かったと思いますが…)



全く愛されてない。と思ってたけど、あたしは沢山の愛情を貰ってました。

遅れたけど、やっと沢山のことに気が付けました。


あたしも母も不器用でいつも遠回りで、
気がついたら大きな溝が出来ていたし、

親への感謝を心底ちゃんと持てなかったあたしが



沢山親孝行しよう、家族を大切にしよう。
と思える気持ちになりました。










私が今まで出逢った本の中で、
「人生を変える○○」や「考えが変わる○○」など沢山の本を読んできましたが
(批判する訳では無いですが)あまりシックリ来なかったんです。


ただ、母親失格は今よくあるリアルな親子関係だと思うので
私はこの本こそ
これが本当に人生を変える○○なんだな。と思いました。

きっと、親子を変える素敵な本になると思ってます。





母親失格には
今は亡き父との出会い、死など詳しく書かれてて、あたしも初めて知ることが多かったのですが


やっぱ思い出したら、涙が止まらないです。


父が他界したのは、あたしが中1の12歳で弟はまだ幼く小1の7歳でした。

この時期、母とぶつかったのですが(本に詳しく書いてあります)


父がもし生きてたら…、私は最高に親孝行したいと思います。

やっぱりあたしはいつになっても悔やむことばかりです。

お墓に行くことはあっても、胸を張って会えることはまだ一度もありません。

謝ってばかりで、悔やんで悔やんで、泣くことしか出来ないままですが
いつかちゃんと胸張って会いたいです。

今ではもう出来ませんが、父からも沢山の愛情を戴いたので何倍にも返したかったと強く思います。


死は本当に突然なので、やっぱりどんなことがあっても親は大事にしてほしいし、
そんなの無理!って思う子も、今最強に親と仲悪い子も、この本を読めば本当に変わると思います。




10代って親子の渦が大きく出来ますよね。


あたしもウザいだのなんだの思ってたし、酷いことばっか言ってました。

昔並みでは無いですが、今でもたまにあります。

前より会話も減って、何を話していいかも分からない…。



でも、もしあたしがもっと前にこの本に出会っていたならば、
反抗期のときも相手を"凄い"が付くほど傷つけなくて済んだかもしれない。

と同時に、
親がこの本を読んでくれていたら、きっと今が変わっていたのかもしれない。



それ程この本は、改めて家族を大切に出来る暖かい本でもあり、環境を良い方向に変えられる本だと思いました。




例えばこの本をもっと前に誰かが出してくれてて、私たち親子が読んだら
きっとあたしたちの今は変わってたのかな~なんて思うし、きっと母と私の溝も浅かったのかななんて思います。


そして、もっと前にこの本に出会ってたら、今は亡き父をもっと大切にしていて、沢山会話もして、もっと思い出も作ってたんだろうな、と思いました。





「親の気持ちは親にならないと分からない」と言いますが、確かにそう思います。

この本を読んで、あたしは100%親の気持ちが分かったわけでは無いけれど

母が子に対する愛は凄く大きくて、母からのメッセージをしっかり受け取りましたクローバー


残りの数%は、自分が親になったとき改めて分かるんだろうな、と今から少しだけ期待をしてます。




私の母の話なんて誰も興味無いかもしれませんが、
母なりに頑張って伝えたいこと…あたしには十分伝わりました。


皆さんもお付き合いしてくれたら幸いです。







長くなりましたが最後に照れ臭いのでこの場を借りて…





ママへ


この度は母親失格という素敵な本を出してくれてありがとう。

ベラベラ話しすぎてムカつくけど、
この本は数多くの親子を救ってくれる一冊でもあり、子育てに悩むお母さん達を救う一冊でもあると思いますクローバー


ママがこの本を出して、あたしは沢山初めて知ることがありました。

今まで心ないことを沢山言って傷つけて悩ませて数えきれないほど泣かせて
本当に本当にごめんね。

謝りたいのはあたしの方です。

ママの気持ちやメッセージ、ちゃんと受け止めました。


あたしもママも不器用で
お互い遠回りしてきたけど、
この本のお陰でやっと、本当にやっと分かり合えた気がします。

沢山迷惑かけたのに、
私の子として生まれてくれてありがとう。
と言ってくれてありがとクローバー

私もママの子に生まれてこれて、本当に幸せで誇りに思います。


貴女は失敗だらけじゃない、最高のママだと今は思えますクローバークローバークローバー


これからも色々頑張るので影ながら応援して下さい。

で、このまま親バカでいてねにひひにひひ




私の親でいてくれて、
本当にありがとう。










沢山の方が母親失格と出会ってくれますようにクローバー
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