俺は訳あって無宗教を貫いているし、

日本という国自体も冠婚葬祭や

初詣や七五三といった文化的な部分をのぞいて

宗教が生活に密接に結びつくことは

そうそうないであろう。


しかし欧米諸国や中東はそうではなく、

生活に祈りや食習慣などが結びついていて、

宗教行事も大事にしているし、

政治までもが結びついている。


その中でもキリスト教については

欧米諸国のみならず

世界中で幅広く信仰されており、

日本でも数多くの教会がある。


キリスト教の礼拝において

使用されるべき道具についての理解は

残念ながら乏しいが

キリスト教関連のグッズの

通関なんかもあったりする。


キリストの肖像画や葉書、

ロザリオなどの祈祷に使用されるもの、

カレンダーなどである。


これらはクリスマスの祝祭や個人的な礼拝に

使用される販売用のものなので、 

普通の輸入通関となるが、

実際に教会など礼拝施設を所有する

宗教団体が輸入する礼拝や儀式専用で

利用する物品の中には

輸入時の関税や消費税を免税できる制度もある。

(関税定率法第15条第1項第4号)



燭台やステンドグラス、教会用のオルガン、

聖書、聖職者用衣服などが

関税定率法基本通達で定められている。


カトリック教会の礼拝用祭壇


今回扱ったのは一般販売用なので

免税にはできなかったが、

実際の宗教団体が使用するものを

輸入するとなったら

免税についてよく調べる必要が

あるだろう。




こうやって取り扱ってみると

キリスト教関連のものも

いろいろあり興味深い。