通関といえば、

日本の主要都市近郊に位置している

関東は

船は東京港、横浜港

飛行機は成田空港


関西は

船は大阪港、神戸港、名古屋港、博多港

飛行機は関西空港、中部空港

がメインポートとなり、

ほとんどの貿易手続き関連の

人員が割かれている。


しかし、これらだけでは

港から遠い場所では

陸送にとてつもないコストがかかったりも

するので、

ところどころ全国各地に

港が配置されており、

それに伴って税関など関連行政機関も

配備されている。


これが結構曲者なのである。


どうしても地方港となると、

物量が少なく業者も行政機関も暇なので、

通関の確認事項などが多く、

営業や業務担当者はその対応に頭を抱えている。


俺も前職で他港宛の貨物は

外注せざるを得ず、

地場の業者に依頼するのだが、

質問がものすごく多く、

大して儲からないのに手間ばかりかかる

としょっちゅう思っていた。


今回業務担当が九州の某空港へ

通関依頼したところ、

実績がどうこうとか、

資料がどうこうとかでやれませんとか

かなりうるさいことを言ってきたので、

弊社の東京から遠隔申告することとなった。


今回は区分1で即時許可となったので

全く問題なかったが、

東京など忙しい港は一件に手間暇をかけている

時間は全くない。


地方港の方々も1人で多岐にわたる

業務をこなさないと商売にならないので、

お役所に引っかかりたくないのは

理解できるのだが、

もう少しお役所に強く物を申しても

いいのではないかと思う。


お役所の人間のために

働いているわけではない。


そこをよく理解してもらいたい。