ゴールデンウィーク明けで
そろそろ暑くなってきたのか、
と思いきや、まだ肌寒かったりして
体温調節が難しい。
仕事をしていて
部屋が寒かったりして
パーカーを着るとそれはそれで
暑かったりして
とやっていたら、
急に喉を痛め風邪を引いてしまった。
そんな時に役人はめんどくさいことを
聞いてきやがる。腹立たしい限りだ。
体調が悪くなったので、
今日は早めに上がらせてもらった。
余談はこの辺りにして、
先日サーフボードを通関した。
海の近くに住んでるわけでもなく、
サーフィンに興味があるわけでもないので、
全然わからないが、
サーフボードというのは
どうやらサイズは米国🇺🇸基準のようだ。
アメリカ基準ということになると、
当然ヤードポンド法を度量衡として
使用しているため、
通関時の単位計算や
配送手配の際は容積や重量の計算法に
注意⚠️しなくてはならない。
今回通関は少額の区分1だったので
全く問題なかったが、
配送を業務から依頼された際、
3辺の単位がセンチメートルで
記載されていて、
これなら軽チャーターで行けんじゃね?
って思って、よく考えてみたら
この幅や厚みじゃ足が乗らないだろとか
人の重みに耐えられないだろとか
なったので、
BL見て依頼の単位と換算してみたら
インチじゃねぇかぁ!
となり、確認してよかった!
となった。
インチキ書くな!と思ったが、
確認は怠ってはいけないので
見落とさないでよかったと思った。
スポーツや一部の商売では
ヤードポンド法で取引されているものも多く、
特にアメリカはその傾向が顕著である。
(それ以外の国ではほぼメートル法)
数値だけでなく、
単位まで見るのは重要である。
そして書類仕事だからこそ、
現物をイメージして疑う思考も
必要だと思う。
あとは、これまでアメリカのスポーツや競馬、
それからビールを飲んできて
ある程度ヤードポンド法のサイズ感が
掴めるのもよかったと思っている。
まあコンテナもフィートやインチなので
そこまで珍しくはないか?
代表的な換算値を書いておこう!
(特に英国と米国で換算値の基準が
異なったりするため
長さと質量については
1959年に合意された国際ヤード・ポンド
に合わせる)
(長さ)
インチ = 2.54センチ
フィート=30.48センチ
(12インチ)
ヤード =91.44センチ
(3フィート=36インチ)
※ゴルフのヤードはこれ
チェーン=20.1168メートル
(22ヤード=66フィート)
※測量に使うらしい
ハロン = 201.168メートル
(220ヤード=660フィート)
※競馬のハロン棒の由来
マイル =1609.344メートル
(8ハロン=1760ヤード=5280フィート)
※距離や速度をあらわすのに使用
東京競馬場のハロン棒(残り200メートル)
※2ハロンを表しているわけではないので注意⚠️
アメリカでは
身長をフィートとインチで、
体重はポンドで表す
メジャーリーグの大谷翔平選手は
身長
6フィート4インチ(6' 4")
(182.88cm+10.16cm=193.04cm)
体重
210ポンド(約95.2539kg)
※身長・体重は見にくいが、"Ohtani"の下に記載
投球写真の顎の下
(面積)
平方フィート=0.09290304平米
エーカー =1チェーン✖️1ハロン
=4046.8564224平米
(質量)
ポンド =0.45359237kg
(容積)
※英米で異なるが、日本で認知されているのは
米国サイズかと思われるので
そちらで書く
ガロン =3.785ℓ
パイント =473.2㎖
税関では単位換算表があり
上記とは微妙に異なるので、
リンク等見つけ次第貼り付ける。
とにかく、
国際物流業者として、
容積と重量を求める際に
単位を見落としてはいけない!
というのが重要。
これらは
配送の車種選択ミス=キャンセル料、
通関の単位ミス=税額、貿易統計の誤り
※税額はもちろんだが、
貿易統計の入力ミスも
政策決定(特にセーフガード)に
影響を及ぼすため、
役人だけでなく業界団体からも
恨まれることになるので
気をつけなければならない!
(レンジアウトで気付けば良いが、
そうでないケースもあるため)
それにしても
通関士という仕事の辛さは
取引書類がそのまま丸投げされるため、
いちいち単位の違いも換算しなければ
ならないことである。
世界は全てメートル法に統一しろ!
と言いたいのだが、
大国アメリカの国民はそれを許さないらしい。
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(2023/05/12)