遂に今年もゴールデンウィークの

シーズンがやってきた。


通関士の仕事ではあるが、

航空、海上ともに物量は少なめであり、

ゴールデンウィーク前も

例年ほど慌ただしい気配はないが、

来週が本格的なゴールデンウィークと

なるため、

2日は明けの準備でバタつくに

違いない。


今週もそこまで忙しくはなかったが、

重たい案件(後ほど記事にしたい2案件)

があり、その対応に追われていた。

働くというだけでもう疲れてしまう。


なので、今週も来週に備えて、

ゆっくり休むことにしたため

ネタらしきものはない。

ただ、昭和末期の生まれとして、

昭和の日について少しだけ語っておきたい。


昭和の日になったのは、

昭和天皇の誕生日(明治34(1901)年)

であるからだ。

祝日法が改正される前は、

昭和天皇崩御後、

昭和天皇が植物学者でもあったため、

みどりの日となっていたが、

それは5月4日へ移され、

昭和の日となっている。


晩年の昭和天皇


即位の礼の時の昭和天皇


終戦直後の日本に衝撃を与えた

マッカーサーとのツーショット


よく歴史上でも「激動の昭和」と

表現されるが、

昭和天皇は激動の時代を象徴する

偉大な天皇だったと個人的には思っている。


先代の大正天皇は生来病弱であり、

大正時代後半は公務もこなせないくらい

病状が悪化したため摂政を即位前5年ほど

務めている。


大正天皇



即位してからも

世界恐慌などの不景気、

支那事変、二・二六事件、太平洋戦争など

大変な時代に

いろいろな政局に巻き込まれながらも

天皇としての務めを果たされた。


太平洋戦争の戦局も悪くなり、

御聖断を下され玉音放送にて

戦争を終えることを自らの口で語られた。


戦後は憲法が改正され、

自らの立場が変わることになったわけだが、

象徴天皇として

戦後日本の発展に寄与された。


俺は昭和末期の生まれのため、

昭和時代は記憶に全くないが、

昭和天皇の顔はよく思い浮かぶし、

歴史上でも偉大な人物として

たびたび取り上げられている。


60年以上天皇として歩まれ、

国民に惜しまれながら崩御されたのだと

後年大喪の礼が執り行われたときの

映像をYouTubeで観たときにすごく感じた。


昭和時代、とりわけ日本が近代史上

稀に見る最大の発展を遂げた時期でもあり、

その成功体験を抜け出せていない部分もある。

それが足かせとなり、

日本が世界に取り残されるという意味では

負の部分もあるが、

昭和天皇の存在と功績は

後世に語り継がれるべきと思う。


高度経済成長の象徴

東京オリンピック(1964)

今、Amazonプライムで

市川崑監督のドキュメンタリー映画も

観ることができる。


東海道新幹線

今はなき0系


昭和の港湾(はしけ)


昭和の大丸東京店の宣伝写真

(東京駅八重洲口も今とは全然違う)


なんか重苦しい書き方には

なってしまったが、

昭和時代は

現代人の歴史の重要な一部分であるし、

現代に至る発展の一部でもある。

よく学んでおきたいと思っている。


たまに書店で昭和時代の写真集があり

立ち読みすることもある。


今年の「昭和の日」は、

ゆっくり休んで、

プロ野球もビジターゲームで

ネット観戦はできず、

午後も寝ていた。


幸い勝ったので良かった。

最近打線の調子もあがっており、

打てるチームになりつつ、

「アレ」を目指して頑張ってもらいたい!