今日は表題の通り、

有機化学品の通関を

行った。


有機化学というだけで

もう逃げよう、

この記事読むのやーめたっ‼️

っていう方もいると思うが、

逃げるのはまだ早い❗️


化学品の通関が少しわかるだけでも

希少価値が上がるので、

通関士として一肌脱ぎたいなら

諦めるべきではない。


有機化学であれば、

構造式や他法令、用途、成分を

追う方法さえ知っていれば、

理科の難しい公式だとか、

論文を読むだとかする必要はない。


私も今こうして通関しているが、

大学受験の科目から理科は

眼中になかったし、

赤点の危機すらあった。


そんな奴でも、ポイントさえ

捕めればできるし、

何なら税関ですら分かってない奴は多い。笑


今回は2917項のカルボン酸

というものにあたるものだったが、

荷主からSDS(安全データシート)や

成分表などを入手して

化学事典やNITESを調べて

構造式を見てみるのだが、

何も知らないと難しいと思う。


化学事典といえば…



通関士が使う化学品のサイトといえば、




私も最初に通関で入った会社が、

有機化学品を多く扱っていたが、

実は先輩方も構造式が読めず、

わからないものは化学事典か

それでもわからない場合は

税関の関税鑑査官へ逐一聞きにいっていた。


私も先輩から新規アイテムのたびに、

聞きに行かされ、

化学に詳しい人から教えてもらいながら、

学んでいきポイントを掴んで行った。


そして高校の化学の教科書も

読んだりしたら、

税番の判断はできるようになってきた。


こういった方向に向ける人も

ごく少数だ。

通関士を志す若手にはぜひチャレンジして

もらいたい。


化学を理解して

税関を黙らせるくらいの気概があるだけで

十分一人前の通関士であると

私は思う。


私も化学の会社から食品の会社へ

一時移ったためブランクはあったが、

完全に忘れたわけではなかった。


混合物などの製品はまたまだわからない部分も

多いので、いろいろ勉強していきたいと

思っている。


通関時には他法令の規制も多いので、

よく調べる必要はあるので

ご注意を!


ダリアン



ペットボトルの元、テレフタル酸

(カルボン酸の一種、2917項)