今日は連休明けであったが
思ったほど楽な書類ばかりで
通関件数もそこまでなく
残業せずに帰ることができた!

そんな今日の通関のネタは
イタリアから来た珍しい豚肉について。

豚肉の中でも高級な品種として
知られているのは
やはりイベリコ種。

最近ではハンガリー産の
毛むくじゃらなマンガリッツァが
知られるようになってきた。

そんな高級品種のイタリア産は
チンタセネーゼという品種。
私もこの仕事をやるまで
聞いたこともなかったが、
どうやらイタリア古来の品種らしく
生産量も少ないので
非常に高価なようで数は確かに少なかった。
黒い体に腹回りが白い帯状になっているのが
特徴らしい。

高級生ハムの原料になるのかはわからないが
聞く限りとても高級で良質な豚なので
一度食べてみたい。

豚肉の通関にはいろいろ厳しいルールがあり
こういった豚肉の種類などについても
よく学んでおかなくてはならない。
詳しいことはいつか書きたいが、
食品の輸入業者は安易に手を出すべきではない!

そんな今日のビールは
近くのスリーエフで購入した
キリン製のクラフトビール
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セゾンビールということなのだが、
とりあえず原料には小麦麦芽を使用している点は
通常のセゾンと同様。

しかしセゾンというとトロピカルフルーツのような
香りがして楽しめるのだが、
このビールは特段そのような香りはなく
味はホワイトエールもヴァイツェンの中間ぐらいな
感じであった。

キリンのクラフトビールシリーズも
何本か飲んでいるが
香りが全般的に弱くビールとしての
インパクトもとても弱い。

クラフトビールを作って
ビールのシェアを伸ばそうという
資本主義的企みで作られているビールなのだろうが
日本人好みのテイストに無難に近づけ
失敗しないビール的な雰囲気が否めない。
大手ならではの無難なビールづくりという感じが
どうも私としては受け入れられない。

だったら一番搾りに磨きをかけるとか
した方がキリンらしくていいのかなと思う。

これはセゾンではないと思う。
残念だ!

チンタセネーゼの豚バラブロック
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