「露神の祠」

夏目くんの食卓に現れたのは、
翁の面のちっさいおっさん「露神」。
カワイッ!

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名前を返してもらいに、 夏目くんのところへ来たのだが、
友人帳は、次のページとくっついて剥がせない。

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なんとかして名を返して欲しい露神。

夏目くんが思いついたのは、
くっついてる妖怪の名を一緒に返すという方法。

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「神」と呼ばれているが、本来は祠に住みついた妖怪。
人の信仰によって力を持ち、昔は体も大きかったが、
現在は祠を訪れる人もいなくなり、小さくなってしまった露神。

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ただ一人、露神を参ってくれるのはハナさん。

少女の頃、露神の姿を見たことがあるというハナさんは、
いつも独りぼっちの露神に、声をかければよかったという。

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その昔。人が訪れなくなった祠で、人は現金で薄情だからと
力を失っていく露神の身を案ずるレイコでしたが、

「一度愛されてしまえば、愛してしまえば、
もう忘れることなどできないんだよ」

それでも祠に参ってくれる僅かな人達を捨てられない露神。

* * *

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捜索すること数日。
そして見つけた、露神の次のページの妖怪「すすぎ」。

「参りました」が口癖。
里へおりて残飯をもらい、その皿を洗って返す妖怪。

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「ススギ、露神、名を返そう」
ニャンコ先生の援護でふたりに名前を返すのに成功。

レイコに名を奪われていたせいで、
現代社会に繋ぎ止められ孤独だったススギ。
やっと仲間のいる山へ帰って行けたのだった。

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名を取り返したが、さらに小さくなった露神は
ハナさんの死を感じ取り、自身も消える寸前。

「ハナさんは、私を信仰してくれた最後の人間。
彼女が逝けば、私も消えるのさ」

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自分が信仰するから消えないで欲しいと願う、優しい夏目くん。

「だめだよ、夏目殿。君は私の友人だ。
これでいいんだ。ハナさんと一緒に逝ける」

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「ずーっと、ずーっと見ているばかりだったが、
これであの人に、やっと触れることができるような気がするよ」

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露神は、ハナさんを愛しく思ってたんですねぇ。

そして幸せそうに、消え行く露神。

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「ありがとう、夏目殿。
昔も今も、人間とはかわいいものだねぇ」


今回もジーンときました~。
夏目くんも、妖怪も、みんな孤独なんだけど優しくって。。。
エンディングの曲も胸に沁みます。

日本の夏の風景も美しいです。
なんだか懐かしいなぁ。