「ラビ」


ラビはロードの夢の中。

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目に映るものは、仲間である傷ついたエクソシスト達。
すべては幻だ、と自分の心を保とうとするが‥‥

* * *


「お前を次期ブッキマンの後継者として認めよう」

幻は、ブックマン見習いになった頃の記憶を回想させる。

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「裏歴史とは語り継がれる人の歴史から除外された史実のこと。
これよりお前は、それらを記録することになる」

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「誰も知らないことを知ることができる!
だから俺はブックマンになるんだ」

記録のために世界を旅した現実は、訪れるところ戦争ばかり。
初々しい理想は、世界を見てまわるごとに打ち砕かれいく。

「あんなことを延々続けて、人間ってのはほんとにバカさ」

ブックマンとしての価値観を身につけ、賢くなったラビ。

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「じゃが、今度の戦はそうはいかん。
我らは兵士に身をやつし、その立場から記録を行う。

しかし忘れるな。どんな立場にいようとも、
ブックマンの役割は‥‥」

「歴史を写し取ることにあり。人への干渉はもってのほかだろ?」

そんな風に世界を眺めてきたラビの次の仕事は、
黒の教団にエクソシストとして仕えつつ、
中立の立場で、私心を交えず裏歴史の真実を記録すること。

だが、黒の教団で過ごし共に戦ううち、
ラビは次第にみんなを大切に思うようになる‥‥。

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ブックマンとしての自分がつぶやく‥‥

「仲間なんてものはなぁ、ブックマンにはいらないものさ。
人とは深く関わらない。これ、ブックマンの掟だろ?」

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ブックマンの意識は、仲間を想う心を否定するが
まだ若いラビは仲間を想い、ブックマンになりきれず心が揺れ動く。

そして次第に、ラビの心は壊れていく。

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ロードの幻、そしてブックマンの意識に操られ、
アレンに襲いかかるラビ。

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「ラビの心は死んだんだ。今のあの子はブックマン。
その心こそ、あの子の本心。

あんたたちはねぇ、仲間と思われてないんだよ?」

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「俺は仲間じゃない。お前らを仲間と思ったことは一度もない。
俺はブックマン次期後継者。それ以外の何者でもない」

劫火灰燼 火判!

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「火判はイノセンスの力。退魔能力のこの剣じゃ無力だ」

攻撃を受けるには、エッジのクラウン・クラウン。
でもそれはラビを傷つけてしまうので、戦えないアレン。

再び火判にのまれるアレンだが、なぜかダメージは無し!?

「この炎は僕を燃やしてない‥‥まさか!?」

* * *

それは。

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幻の中でエクソシストに襲われた瞬間、
正気を保つために、自分自身を刺していた本物のラビ。

ロードの幻に打ち勝った!?

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「俺の未熟さのせいさ!
このおとしまえは、きっちりつけさせてもらう!!」

火加減無しだーーーー!!!火判!

すべて焼き尽くすラビ。

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「なんて奴。ブックマンのくせに自分を焼いちゃうなんて」

同時に、夢の中でアレンになり替わっていたロードに一撃!

「あなどれない子‥。死ぬ気なの? ブックマン継げないよ?」

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「これが俺の今できるベストの選択だったんだよ。
悪いみんな‥‥さよならだ‥‥」

のーーーーー!!! ラビ~~~ィ爆弾
サヨナラはイヤよーーー!!!