子宮外妊娠の私の体験談を私なりにまとめてみてます。

注意気分を害される方は気をつけてくださいね注意


子宮外妊娠発覚から手術まで①(基礎体温と今までの経過~総合病院紹介まで)

子宮外妊娠発覚から手術まで②(総合病院紹介~診察終了まで)


からの続きです。

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13:00
夫と職場に電話で連絡をして、夫には病院に来てもらうこと、職場には休みを2週間ほどいただくことを了承してもらい、いざ検査へ。


まず血液検査と尿検査。

作ってもらったばかりの診察券を通して番号を出し、待つことちょっと。
その間にも涙が勝手に出てきては止めることが出来ず、垂れ流し状態のまま呼ばれる。出てくるものは仕方がない大泣きうさぎ
最初のクリニックで左腕の採血をされていたため右手で採血。
注射を刺され、5本分抜かれていく。
注射する人ってすごいなぁ…と感心しつつじっと見真顔
それと同時に涙とまる(笑)

子宮外妊娠になる原因のひとつとしてクラミジアがあると言われたのでたぶんこれも検査するはず。でも疑われるようなことはした覚えもないしなぁ…と思いつつ、されるがまま。

そして尿検査のコップを渡され、横のトイレで採尿。


続いて心電図と肺機能検査。

心電図は普通に両手首両足首にクリップみたいのを止めて、胸にペタペタと心電図の機械を付けられる。
去年の健康診断で気にするほどではない不整脈って出てたけどどうなんだろうと思いつつ、すぐ終了。

そして肺機能検査。
筒をくわえて一気に吹き込むのと一気に吸い込むのとを交互にやり、終了。
全身麻酔のためなのかな?不思議な検査でした。


最後は胸部レントゲン。

呼ばれて着替えて、はいカチャン。

5日前の健康診断でレントゲン断ったのに撮っちゃうんだ。

そうか…
やっぱりもう赤ちゃんダメってことなんだ。

となんだか諦めがついたというか仕方が無いんだ、と自分を納得させた瞬間でした。


ここで一番寂しさを感じ、また泣きながら着替え。


これで一通りの術前検査は終わり。


13:30
また婦人科の受付に戻ったところ、ここからは外来ではなく入院の方なので病棟に行ってください、と言われ少し待たされたあと病棟へ向かう。

ん?このまま入院?
そうか手術するんだもんな…
入院するための着替えとか荷物とかは後で取りに行く時間あるのかな?
徒歩5分だからすぐ行けるし…
ま、また聞けばいっか!

とイマイチ実感がわかずに適当ぶりを発揮して、とりあえず言われた通り従う私。

13:45
病棟に着いて名前を伝えると
「あ、緊急オペ予定のちまきさんですね!」
と言われ、通された先は個室。



おぉ…個室ってこんななのね…
広い空間にひとりでポツーン状態…ショックなうさぎ



14:00
夫があと30分ほどで着くよ、という連絡をくれたので、

荷物取りに行っていいですか?家すぐなんですけどとびだすピスケ2
と言ったところ、

「いやそれはダメです、なにかあったら困るのでもうこのまま入院です。ご主人に取りに帰ってもらってください」
と言われ、事前に荷物を取りに行くことはできませんでした~~終了~~

で、夫到着までに手術着に着替え、血栓予防のメディキュットみたいな靴下をはき、自分の着ていた服や荷物をまとめてしばし待つ。

その間に仲良い同期2人と妹にも報告。
すごく驚かれるが今まで報告しようにできなくてごめんね、と言いつつ、何かあれば夫に連絡してねと伝えて私は手術に備える準備。

この同期二人と妹は夫とも仲良いのでこういう時助かりますね気合いピスケ


14:30
夫到着。
ティージーパンツというふんどしみたいなパンツを買ってきてくれました。手術後にもそのまま履いてられるものです。
ポカリも買ってきてくれましたが術前絶飲食なので入院後に飲むようにもらいました。


そして少し落ち着いたところで続々と、

看護師さんからの挨拶、これからの流れ。
このベッドに横たわったまんま手術室に行きますよ~など。

麻酔科の先生からの麻酔の説明、リスクのことなどの説明。

特に全身麻酔なのでリスクについてはかなり言われ、全身麻酔こわいなー:(´◦ω◦`):と思いつつ、同意書にサイン。

妹がオペ看なので、よく全身麻酔のことは聞くんです。
全身麻酔に使われる薬は自白剤としても使われるからよく意識なくペラペラ喋ってる人がいるよ、とか…
いつもなんとはなしに聞いていたことだけに、まさか私が全身麻酔を使う立場になるとは思っていませんでした。
私は何を喋るんだろう…

話がずれましたてへぺろうさぎ



15:15
手術前の内診と説明のためにお医者さんのいる別室へ。
まずは私だけで内診。

やはり少し出血があること。

子宮内膜はとても厚くなってるからここに赤ちゃんが着床していれば妊娠は間違いなく出来ていただろうね~と言われつつ、やはり右卵管に着床で間違いなさそうだということ。

を内診で見られつつ、検体を少し採取。

さらに採血もまたされました。
一体今日は何回されたのだろうか…
左に2回、右に2回かな?朝から食べてないのによく貧血にならないな…

で、夫も呼ばれ手術の説明。
説明してくださった先生は女性の若い先生。




この説明書に則って説明をしてくださいました。

血液検査の結果、HCGはまさかの2450まで上がっていました。
そんな4時間ちょっとでそんなに上がるもんなのカナヘイ!?とびっくりあんぐりピスケ

・腹腔鏡で手術
・全身麻酔で行う
・手術時間は1時間くらい
・出血が出てきてるのでやはり早く手術したほうがいい
・このままでいると卵管破裂して、大量出血で死に直結する可能性もある
・詰まってしまっている右卵管は切除
・もし卵管を残したとしてもまた詰まる可能性もあって、詰まってしまうとまた同じように治療をしないといけないかもしれないのでとったほうがいいとのこと
・腹腔鏡なのでそんなに傷は残らないけれど、傷口からの炎症とかが起きる可能性はあるので、その後の入院で経過を見る
・卵管を右側切除したとしても左側が残り、卵巣もそのまま残るので両側から排卵することには変わりはない。それを左側から受け取ることもあるから妊娠率が格段に下がることはないから安心してね
・今回に関しても妊娠できたということはプラスに考えていいこと。今回は詰まってしまったけど、妊娠できる要素は持ち合わせているわけだから悲観せずに次の機会に頑張ったらできる可能性は高いと思いますよ、とのこと


というようなことを説明されました。

そうなんだー…と思うことがいっぱいありましたあんぐりピスケ


ちなみに心電図のところにはやはり「不整脈」と書かれてましたてへぺろうさぎ

一通り説明が終わり、自署をして術前説明終わり。



15:40
手術のために下の毛を剃るのとへその消毒。
毛の半分くらいを剃られました。
なんなら全部剃ってくれた方がいいんじゃないかと思いましたが、なされるがまま真顔
ゴマは元々変な形じゃないみたいできゅるっと取ってもらえました。


あとはティージーパンツに履き替えて、手術を待つだけ。
と思い、履き替えて帰ってきたら入院の同意書を書くように、と書類をもらったので記入…

その間も夫とはたわいもない話をしてました。

もうすぐ雨降りそうだねー
雲が向こう側黒いよー
いつごろ手術かねー

この時にも、夫は私の精神的ダメージを心配していました。
でも心配してるかげで携帯でポコポコやってるのは知ってたけどね…笑


不思議と手術をすることに関しては怖くなかったです。
それよりももうお腹の中に赤ちゃんがいなくなること、右卵管をとること、の不安の方が大きかったんだと思います。
夫がいてくれる心強さもあったんだとは思いますが。

ここでも無になってました真顔



16:00
看護師さんが様子どうですかーって部屋に来た時に看護師さんの医療用携帯ブルブル携帯

「あ、手術16:30からに今決まりましたー」

えっあんぐりうさぎ
そんな感じで決まるんですかあんぐりうさぎ

と2人で驚いたことを覚えてます(笑)

そこから30分はひたすら待つ。
携帯もロックを解除して、何か私に起きたらこれ使って連絡してね、と渡しました。

「縁起でもないこと言わないでよ…」

とすごくしょんぼりしてましたが、1%の子宮外妊娠に当てはまった私だから万が一があるからね!と言いました。
万が一のことがあるのは私も嫌ですが…


16:30
手術へ向かうことになりました。



またまた長くなったので④に続きますカナヘイピスケ

子宮外妊娠発覚から手術まで④(手術~手術後・入院初日まで)