この日は、造影剤が入ってきても いつものような身体が熱くなる感じがしませんでした。アルコールっぽい薬の匂いは感じたので、造影剤が入って来てるのはわかったけれど、あれ?熱いの来ないなぁ。いつもと違うなぁと思いました。
撮影が終わり、造影剤のルートはそのままで待機室に移動。(15分ほどアレルギーなどが出ないかを観察。問題なければ抜針となります。)
待機室の椅子に座ってすぐ手の関節部分と、親指の付け根辺りが痒くなってきました。マスクをしていたのですが、鼻の下辺りのマスクの繊維に当たってるところがムズムズしてきました。
顔が熱くなり、拍動する感じがする。
あ、タキソールアレルギーの時に顔が熱くなる感じがしたのと同じだ!
手を見ると、痒みの出た部分が赤くなってきていました。
看護師さんに伝え、処置室に移動。
強力レスタミンコーワ軟膏を塗っていただきつつ赤くなった所の経過観察。
放射線科の先生が、
「このまま手だけで引いてくれば、軽度のアレルギーという事で、次回は別の造影剤に変えてCT受けられますよ。」
と仰ったのですが…
足が痒くなってきたので、検査着の裾をまくると、足にもポツポツ。手の甲だけでなく腕も赤くなり。
そのうち腕に続いて 肩や膝上も赤くなって、自分では見てないけど、背中も全体的に赤くなっていると言われました。
「残念だけど、ここまで広がると軽度ではなく中等度のアレルギーですね。造影剤を使ったCTはもう出来ません。造影MRIは、造影CTとは造影剤の成分が違うので受けられます。今後は、マーカーの推移と造影剤を使わない単純CTで様子を見ることになるのではないかな。主治医の先生にも連絡を入れておきますね。」
ポララミン(抗ヒスタミン薬)、ハイドロコートン注(ステロイド)を落としてもらい、強烈な眠気と共に、赤みは引いていきました。
(これは、カルボプラチンの脱感作時にアレルギーが出てしまった時にも使いました。ポララミンの眠気がすごいんです。運転して帰るなって言われたけど、車を置いて行くわけにはいかないので、院内で時間を潰して少し眠気が落ち着いてから帰りました。)
その日の午後…
なんだか足がダルい。
化学療法のあとみたいな重だるい感じ。
そして頭痛。→ロキソプロフェン服用。
夜、手足の筋肉の痺れと、少し力が入らないような感じ。これも副作用なのかな。
具合が悪くなったらどうしようとドキドキしましたが、しばらくして落ち着いてきました。
良い副作用も。
丁度、酷い 喉と鼻の風邪を引いていたのですが、ポララミンとステロイドのお陰で、鼻水が止まり、鼻詰まりも改善。喉の腫れも一気に引いて、飲み込む時の痛みが取れました。
これからの画像でのフォローがどうなるのかちょっと心配ですが、来週CTの結果を聞きに行く時に色々伺って来ようと思います。
さて、我が家では、娘がインフルエンザ発症。
寝室で1人で寝るのは寂しいと、リビングのホットカーペットに転がる娘。
はに猫さんが、添い寝してくれてます。
(娘の身体が熱いのでくっついていたいみたい。添い猫〜)
この週末でお友達が次々と発熱しているようで、学級閉鎖になりそうな予感…。
皆様もお気を付けて。