1月31日に、婦人科主治医とお話しして、来週DC(タキソテール、カルボプラチン)を入院で投与する事が決まり、DCで問題が無ければその次からアバスチン追加で外来投与とお話しがあったのに…



今日の午前中、婦人科主治医からお電話がかかって来ました。
(最初誰だかわからなかったあんぐりうさぎ

昨夜のカンファレンスで、
・DCにアバスチンを追加するエビデンスは無いので、当院では、DCにアバスチンは追加しない。DCのみで継続。
・タキソール(T)アレルギーの可能性が高いので、タキソテール(D)に変更するが、カルボプラチンアレルギーの可能性もある。カルボプラチン(C)を希望するなら、リスクをきちんと理解して治療を受けてもらいたい。
・皮膚科医の意見を考えると、安全のためカルボプラチン(C)をシスプラチン(P)に変更するのが望ましい。
というお話になったとの事。

(どうしてもカルボプラチンでと言うならやるけど、出来たらシスプラチンに変えて、DPでいきたいと聞こえる。)


主治医「どうする? NM病院はアバスチンどうするって言ってた?」

どうするって…
いや、31日にリスクを承知で、DCでってお返事したし。

アバスチンをDCに追加するメリットが無いなら、必要無いけど。
コロコロ話が変わるのもどうなの?

アバスチンの事はひとまず置いておいて。

婦人科としても、カルボプラチンアレルギーよりも、タキソールアレルギーを疑うって31日に言ったのに。これでは、また話が元に戻って堂々巡り。

タキソールアレルギーだと思って投与して、万一カルボプラチンアレルギーだった時の有害事象が心配なんだな。あんまりやりたく無いんだなぁと感じました。

一旦電話を切って、NM病院に電話をしてみる事になりました。
外来の看護師さんに事情をお話ししていたら、途中でセカンドのG先生が通りかかった様でお電話に出てくれました。
婦人科主治医から電話があった事をお話ししました。

G先生「DCへのアバスチンの追加は、少しは良いみたいだけれど、そこまで大きい効果では無いから、アバスチンの有無はあまり気にしなくていい。DCのみでも問題ないですよ。まずは、DCをきちんとやる事ですね。」

私「そのDCなんですが、婦人科はあまり乗り気ではないみたいなんです。皮膚科医がカルボプラチンアレルギーの可能性を心配していて。
カルボプラチンの投与を受けるなら覚悟してみたいな雰囲気でのお話しでした。前回受診時に、リスクは承知してDCとお返事して、入院手続きもしてきたのですが。」

G先生「皮膚科の先生は、化学療法の専門家では無いからね。」

私「G先生の所でお願い出来ませんか?覚悟してお返事したのに、こんなふうにお話しが変わって。リスクがあることは理解しています。あまり乗り気で無い施設で治療を受けるより、きちんと受け止めていただける施設で治療を受けたいです。」

そんなこんなで、DC療法は、NM病院で受ける事に相成りました。


仮にカルボプラチンのアレルギーだとすると、シスプラチンでもアレルギーの可能性が高いらしく、シスプラチンに変更したからといって、アレルギーが出ないとはいえないみたいです。

アバスチンは、効果が微妙との事で追加しない事に。今日はお時間とっていただくのが申し訳なくて詳しくは聞きませんでしたが、次回ちゃんと伺ってみます。


婦人科主治医に電話。
「NM病院のG先生とお話し出来ました。〜中略〜化学療法はNM病院で受けても良いですか?」
「いいですよ」←声が明るい
電話の向こうで、主治医が少しホッとしている様に感じました。(気のせいかもしれないけれど。私が都合良く捉えてる可能性もある。)

G先生に、今日これからでも検査行けます!と言ってみたところ、検査だけなら大丈夫かなぁと言っていただいて、半ば強引に本日NM病院に行かせてもらう事となり、高速道路飛ばして(一般道でも行けるのですが、時間が惜しくて)行って来ました。
採血、CT(造影剤なし)を受け、2月10日に外来でDC投与の予約をしていただいて帰宅しました。

とっても迷惑な患者だと思う。
(乳がんの時は、こんなに必死になることはなかった。アレルギーも出なかったし。白血球減少も問題なく、予定通りに化学療法を受ける事ができたからなぁ)

減感作療法が必要だったりと、NM病院での治療が必要な方が沢山いらっしゃるのに、元々の大学病院での投与も可能なDCをお願いするなんて、本当に申し訳ない気持ちで一杯です。

「確かに、引き受けましたよ。」(「ちゃんと」だったかな?)
と言っていただいて、今度こそ本当に次回治療内容が決定しました。

もし、DCでまた問題が起こることがあったとしても、その次を考えるときG先生なら安心です。

G先生は、婦人科主治医への不信感が首をもたげていた私に
「カンファレンスで、方針が変わったと言うのは、それだけ何度もカンファレンスで話し合う必要があると先生方が考えてくれているからだと思いますよ。」
こんなふうに言って下さって、少し気持が落ち着きました。

今日の成り行きを報告したお友達にも、
「婦人科主治医のお話は、大学婦人科の方針であって逆らえなかったのかもしれないよ。」
と言われて、確かにそういう事もあるかなぁと。


婦人科の方は、化学療法が落ち着いたら来てね、と言うことなのですが、本当に4月、5月とかでいいのかしら。
化学療法を婦人科で受けるなら、3週毎に主治医に会えるけれど、NM病院で化学療法受けてる間は婦人科受診する機会が無い。気になる事があれば受診していいと思うのですが。

きっちり予約が入ってないのは、ちょっと不安があります。