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卵巣がん術後のTC療法で薬疹が出てしまい、その後の治療法についてNM病院でセカンドオピニオンを伺ったのが、1月24日。

セカンド後の婦人科主治医の外来予約が1月31日。



婦人科受診の前日の1月30日、乳がん繋がりのお友達とランチして来ました。

美味しいお蕎麦屋さんのコース料理を堪能した後、Neighborhood and Coffeeスターバックスへ。
(写真はスターバックスで頼んだ、オレンジブラウニーと、クレームブリュレラテ。こんなスタバがあるなんてはじめて知りました。)

投与内容、どうなるんだろう?
NM病院で化学療法をお願いする事になったら?婦人科主治医との関係は?と色々不安で、よく眠れない日が続いていたのですが、美味しいもの食べて、沢山お話し聞いてもらって、背中を押してもらって。
久しぶりに朝まで目覚める事なく眠れました。



そして、1月31日。
皮膚科、婦人科受診してきました。

皮疹は、痕はまだ残るものの、赤い発疹はもう見られず。アレグラも服用終了となりました。
皮膚科診察中に、婦人科主治医から皮膚科医に電話が入り、私の次回投薬内容について、目の前であれこれお話し中となってしまい、ドキドキしながら成り行きを見守る私。

皮膚科医としては、カルボプラチンがアレルギーの原因である可能性があるのに、カルボプラチンを再投与するのは納得がいかないご様子(うんうん。皮膚科医の心配、ご意見も理解出来る)。
もし、カルボプラチンを使用するのであれば、点滴時に入れるステロイドが切れてくる頃に、前回と同程度か、それ以上の酷い薬疹が出てくる可能性がある。点滴後にも、内服ステロイドを追加する必要があるとのお話しでした。

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抗がん剤でなければ、DLST(採血で取り出したリンパ球に疑いのある薬物を加えて、その反応を見る事でアレルギーの有無を判定する)という方法があるのですが、抗がん剤自体がリンパ球を抑制するため、抗がん剤ではこの検査の結果の信頼性が低いのだそうです。
なので、今回のタキソールアレルギーとの判断は、あくまでも婦人科の先生方と、セカンドオピニオン先のNM病院腫瘍内科の先生方の経験に基づく推測なのです。
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そして、婦人科受診。
セカンドオピニオンと、これまでの経験を踏まえて、婦人科としてもタキソールアレルギーを疑う。次回投薬内容は、婦人科としては、入院にてDC(タキソテール、カルボプラチン)療法。
これで、問題が起こらなければ、その次からはアバスチンも追加しての外来化学療法が可能とのお話しでした。

主治医「DCで良い? 皮膚科の先生は、カルボプラチンの可能性もあると言っているけど、どうする?経験からは、タキソールアレルギーの可能性が高いと僕達も思うけど。」

究極の選択っていうヤツですね。

◯タキソテール、シスプラチンに変更◯
タキソールアレルギー、カルボプラチンアレルギーのどちらであっても安全安心な内容。
シスプラチンには腎毒性があるため、毎回入院管理での投与となる。
シスプラチンは標準治療では無い。
今回シスプラチンに変更したら、カルボプラチンアレルギーで無かったとしても、カルボプラチンという選択肢を手放すことになる。


◯タキソテールに変更。カルボプラチンはそのまま◯
もし、カルボプラチンがアレルギーの原因なら2度目の投与で更に酷いアレルギーを引き起こす可能性がある。
推測通りタキソール(タキソールに含まれるクレモホール)アレルギーであれば、投与は問題なく終了。
TC療法とDC療法の効果は同等であるから、治療内容としても問題無し。
今回問題なければ、次回から入院管理は必要なく、外来化学療法で行ける。


「うーん、うーーん……どうしよう…」と何度も唸って、最終的にDC療法で来週投与再開する事をお願いし、入院予約をして来ました。

そして、またまたサポートセンターの看護師さんに不安をブチまけて⁇ 涙流して、気持ちを切り替えて。


そして、そこから前回セカンドオピニオンをお願いしたNM病院へ。
(今の病院でお願いするかNM病院でお願いするかわからないけれど、どんどん先延ばしになるのが心配だからと、無理を言って診察予約を入れていただいていたのです。)

私「婦人科はDC療法で再開との方針です。先程、主治医から説明を受けて、DC投与のための来週の入院予約もしてきました。でも皮膚科の先生は、カルボプラチンアレルギーの可能性を心配して、何度もお話しして下さるので不安です。今日は、先生に背中を押していただこうと思って受診しました。」

前回もお話しいただいた事の再確認と、治療法の同等性などの臨床試験のお話し。アレルギーの前駆症状や、万一アレルギーが起きたとしても、入院での投与なら安心と、しっかりと説明していただいて、DC療法を覚悟を決めて受けようと、気持ちが固まりました。

もし、来週の投与で また問題が発生するようなら、電話して予約を入れてもらえれば大丈夫!と言っていただいて安心して帰って来ました。


行ったり来たり大変だったけど、納得して治療を受けるために必要な事だったと思います。