わすれもの | おちまのちまちま日記

おちまのちまちま日記

人生何があるかわからないので
思ったこと感じたこと残していこうと思います

昨晩はフジテレビの
日本人の忘れものを見てました
泣きすぎて、今日も家を出られません

私の父の顔や仕草、
伊東四朗さんにそっくりなんです

うちも両親共働きでした。
祖母は家のことを
あまり何もしない人だったようで
特に母は看護師さんだったし
4人子供がいていつも忙しくしてました

母と、ものごころついてから
一緒に寝た思い出も私にはありません。
いつも祖母や姉妹と一緒でした。
でも母が忙しいのは
子供だった私にもよーくわかっていたし、
姉妹も祖父祖母もいて
寂しく思ったことはありませんでした。

けれど私が中学生の時に思い悩み
忙しく髪をといていた母に鏡越しに
『もう学校へ行きたくない』
と、やっとの思いで打ち明けると、母は
『勉強で見返しなさい』
と、それだけ言って
足早にいなくなりました。

私はそのあとも黙って学校へ通い続け、
終わってみると皆勤賞でした。

3年前、東京に出てくる前に私のせいで
両親と初めて大ゲンカをしました。
その時に毎日のように思い出したのは
中学生のあの時の母の後姿でした。

その時初めて、あのことが自分の中で
ずっとずっと引っ掛かっていたんだと気づきました。

今はそれ以上の家族のあたたかさのおかげで
離れていても寂しく思うことなく暮らせています

そんなこんなで、ドラマと自分を重ねてしまい
わんわん泣いてました