何科がいいのか・・・?う~む。。 ↓


皮膚科はおすすめ?

テーマ:医療

うちの病院のギネ(産婦人科)の医師はベテランで、

もう何十年も産婦人科をされてる先生らです。


「ああ、オペたるいな。」

と日々の愚痴の多い先生方ですが、


いきなり、皮膚科の話をしだしました。


「○○の側に皮膚科のクリニックがあるんだよ。あそこの裏にはその医者の立派な御殿が建ってるんだよ。皮膚かいいよなあ。オペもしないでいいしな。」


たしかに、皮膚科はクリニックともなると、オペというものはほとんどないように思います。

私の知ってるまた別の皮膚科開業医も御殿のような家に住んでいたりします。


ギネの先生は話を続けました。


「もし女医なら皮膚科最高だと思うよ。女性なんかは男に肌を見せたがらないからな、その点女医なら有利だ。」


たしかにそうです。

私も医師求人情報などで、美容皮膚科を考えたときもありましたが、女医優遇と書いてあることがよくあります。実際、こちらの業界には、美容皮膚科系も将来考えるのなら、男性よりも女性のほうが向いているといえます。


皮膚科も眼科と同じで、ばりばりとオペをすることもできますし、オペをしないこともできます。

実にバランスのいい科であると思います。


私は将来精神科に進むことも考えていたので、学生時代、精神科の先生にアドバイスされたことがあります。ぜひ、研修医のローテで皮膚科を回ってきてほしいと。それだけ、皮膚科は需要のある科なのです。実際、病院で入院している患者さんの多くに皮膚疾患があったりします。皮膚科がいない病院では、皮膚科医ではない医者が独学で治療せざるを得ないのです。実際に、皮膚科常勤医がいない病院もあるわけです。


よって皮膚科は需要があり将来性のある科といえるでしょう。

美容皮膚科の需要も考えるとかなり将来性はあるのではないでしょうか?


実際に、こういう抜け道のある科は非常においしいと思います。


皮膚科→美容皮膚科

形成外科→美容外科

外科→美容外科

精神科→カウンセリング、心理学教諭、司法精神医学、企業などでのメンタルヘルス、心療内科

眼科→コンタクト(もうだめぽ)

泌尿器科→包茎手術

放射線科→人間ドック、検診施設での画像読影医

整形外科→スポーツ医学



ううむ、こう考えると、今年のCL改定で眼科はCLという儲けの抜け道が減った分苦戦ですね。

実は、抜け道なら精神科が最強か?

精神科は本当に多様な将来性があるものですね。


まあ、皮膚科はともかく将来性がありそうですね。

よくテレビ番組でレーザー治療10分で3万円とかやってるとおいしいなと思ってしまいます。

もちろん皮膚科も悪性黒色腫など大変な病気も多いでしょうが。