今日は父におしっこでビチョビチョにされたパジャマや敷きパット、タオル、毛布を総洗いさせられました。
お漏らしは頻繁なのですが、ここまでダメにされたのは初めてでした。
そして相変わらず、何分後かには同じ事を教えるという繰り返しです。
少し認知症だから仕様がないと思っていたのですが、ふと考えたら、父は昔から、学習能力がなかった事を思い出しました。
無免許でバイクに乗って何度か警察のお世話になったり、ホイホイ保証人になって借金を背負わされたり、飲み屋で着ない服や値段の高い分厚い辞書を買わされたり、自分で会社をしている時は集金したかなりの額のお金を持ったまま飲みに行ってグデングデンに酔っぱらって全額盗られたり、おまけに女癖が悪かったりで、そんな事を繰り返す馬鹿野郎だったのです。
娘の私が知っているだけでこれだけあるのですから、知らない事はもっとあるのだと思います。
それでも勝気な母は、全部乗り越えて来たのです。
その事を考えたら、今のムカつく行動の数々も必然な気もするのです。
それでも今は、私の助けがないと生活出来ないのです。
でも父にとって私は、『気持ち悪い!大っ嫌い!』なのだそうです。
もう、笑うしかありません。