田舎の広い家で

ポツンとしていた頃

思い出すときは

心が疲れているサイン。


仕事から帰って夕暮れ時は

遺影の前で座り込んでいた

確かに流れていった時間は

遠い記憶のようで

本当は生々しいことも自覚する。


孤独には慣れているはずなのに

心臓の音ばかりが聴こえる

本当に嫌な自分。