逃げられない僕。
にこにこにこって笑うおーちゃん。
これが普通の、例えば放課後のスイーツ部ならほんわか癒やされる笑顔なのに
「うん、観念して。相葉ちゃん♡」
ふにゃふにゃな圧がものすごい。
「そんなに難しいこと聞いたりしないからさ。まずは…」
こっち側のかずくんも目がきらきらで。
「時系列?ヨかった順?タノシかった順もいいね♡♡」
「なっ…何その順番っ
決めらんないよ、いっぱいあって、、、
あ、」
にやにやにやにや。
「ふぅん、いっぱいあったんだ。
ヨかったコト♡」
♡が乱立すぎて
ふたりの顔がだんだん迫ってきて
翔ちゃん、どうしよう
話すまで離してくれないみたい
—ぶぇっくしょんっっ
あれ、風邪でもひいたかな、オレ。
雅紀に感染しちゃ大変だから
雅紀のことを考えながら寝ちゃおう(`^3^´)