ふふふ、と翔ちゃんが笑う
それに応えて僕も笑う
僕の ナ カ で も翔ちゃんが 震 え て
それが緩やかに
心地よさに変わっていく
翔ちゃんは 僕を抱 い て僕は翔ちゃんを包んで
…安堵と満ち足りたキモチ
「…まー、繋がり、解いていい?」
「まだ、もう少しこのままで…」
翔ちゃんは僕の顔を撫でてにやにやする
「さっきは『抜いて』ってすぐ言ったくせに」
かぁっと顔が熱くなる
それはだって翔ちゃんがきつそうで
迎えただけで僕に変化がなかったから
僕が勝手に痛がって
だけど翔ちゃんに心配も迷惑もかけたくなかったから
ーん、
翔ちゃんがカラダをひく
あわてて僕は首の後ろに腕をまわす
「…ふ、んなにしなくても」
もう一度深 く 沈 めて
「離すもんかって雅紀のナカは巻きついてるし入り口も 締 ま っ てる。
…ふかふかのあったかいベッドみたい」
翔ちゃんが囁いてくれる
それから
繋がったままで僕は目を閉じた