英国のEU離脱問題 3

様々な思惑の人間達も英国には存在します。例えばグローバル企業や

シティーの金融、保険関係の人間達です。

ここは、非常に個々に事情が入り組んでおり一概に定義できないのですが、

1.「人・金・物」所謂資本、労働のEU域内での自由化。EU域内での

  非関税化の権利を手放す事はないだろうと言うEU残存派

2.金融や証券、保険など米国との緊密な関係性の方が重要であり

  欧州大陸側は独のフランクフルトで仕切っているので、別に

  EUに残ってもメリットがあるのかと言う懐疑派

3.中東の石油資源の権利は捨てがたいが一様自国内で北海油田も

  あるし、スエズ運河の航海権さえ確保していれば中東のいざこざに

  関わりたくない

  やはり(悔しいながらも)米国と緊密に経済的に連携しアジア

  新興国などの金融、証券、保険市場を再席巻した方が効率が良いので

  ないかと考えるEU離脱も辞さない派

上記、3件に加えて様々な思惑が絡まってる経済グループとその支持を

受けている政治家グループもありこのEU離脱問題の難解さが現れています。

逆を返せばEUの中で英国のみが(北欧地域には申し訳ないですが)出来うる

限り最大限の統一欧州以前の独自状態を保つ事を条件にEUに残ってると

も言えます。

蛇足ながら、英国では通貨はポンドで共通ですが、イングランド中央銀行も

スコットランド銀行も通貨発行しており札のデザインが異なっています。

これは仏の伊のユー紙幣のデザインが違うのと同じですが、ユーロの

場合は欧州中央銀行が通貨量を決めているため勝手に加盟各国で

お札の増刷ができません。