英国のEU離脱問題 5
前項での統計から見ると欧州が約半分となっているので重要な関係であることは
否めません。一方、1兆円前後とみられる音楽、映画、ゲームなどのコンテンツ
配信、ダウンロードの数字が不明なのですが、普通に考えれば翻訳必要の
無い英語圏向けが多いと考えられ、市場的には北米(米国、カナダ)が最大
と推測できるでしょう
英国の産業構造は金融関連が非常に大きいのですが、インフラの輸出や
大手製薬会社もあり医薬品、化学品も強い産業となります。
一方、直接投資を見ると欧州が約半分ですが、北米も30%近いと言うことで
かなりの比重を占めていることが分かります。
これぞ、グローバル金融資本を象徴するものと考えられます。
好機の度にはシテイーとウオール ストリートが手を組んで世界金融市場に
最大限の影響力を与えられると言う思惑です。
尚、民間直接投資の場合租税の安い第3国を経由することもあるのでここも
非常に曖昧な部分であります。
英国内での経済人のEU離脱派は金融、コンテンツ、ライセンス(例えば
コンテンツのみならず医薬品の研究開発は英国で行い後はライセンス供与
して勝手に各国で作らせれば良い)を伸ばし、有形材に関しては、もし
EU側が報復関税をかけたとしても輸出品のメインが産業機器、車両、
インフラなので大きな打撃はないだろう(もともと産業品、業務用品は
価格が高いので値上げ影響が良く分からない)と言う読みです。
最悪、EUからの輸入の関税は現在の0%で英国政府の面子たたねば
0.3~0.5%にしておけば良いだけだし