英国EU離脱、思い出せ40年もの前を~2

 

第二次大戦後のドイツはナチ解体で、戦勝国に分割され、第一次対戦後の二の舞かと思われたところ奇跡が起こります。

調子こいたスターリンの共産主義世界征服計画で1947年には東欧・中欧のみならず英国の準保護下にあるギリシャ、キプロスでも共産党が勢力を伸ばしていきます。

 

ドイツの東独側はソ連に抑えられ、ついにソ連は西ベルリンの封鎖にも出ます。

この当時のベルリン東独内にあるのですが、ベルリン市内の中に西側・西独部分が

混在していました。

この西ベルリンへの西独側から入る鉄道などの運行はソ連も認めていました。

 

ところが急遽ソ連が西ベルリンを封鎖します。英国は米国に援助頼み、空輸で

西ベルリンに食料・飲料・衣類・医薬品の電撃ピストン輸送を行います。

 

手つまりのソ連は封鎖を解除しますが、ここでベルリンの壁の建設を始めます。

 

当時、ドゴール将軍一派の交渉で戦勝国の大国として滑り込んだフランスですが、

実態は亡命政権が仏へ帰還したものの、北中アフリカやインドシナの独立運動に悩み

独立側に独立で金で買い取らせるなど(但し。資源や経済システムは仏系ががっちり現在でも食い込んでいる)火の車でした。極めつけはもともと自分の問題のベトナム

(独立)戦争を主に米軍にほぼ丸投げしてしまいます。

 

そんなことで、欧州のとりまとめに仏をあてにできない英国は米国にヘルプを頼み

戦前から強い(西)ドイツの重工業、自動車、化学品などの工業を更に強化することで

逆ベルリンの壁ならぬ対ソの壁にすることにします

 

西独の経済は息を吹き替えし、労働力不足対応のためにイタリア人、トルコ人、後に

パーレビ政権崩壊後のイラン人、脱出してきたチェコ、旧ユーゴ、ハンガリー労働者を

受け入れます

 

ここで独は(連邦以前の)プロイセン時代から領有権を争う石炭など鉄鋼、鉱物エネルギーが豊富な領有争いが頭をもたげます。