実際、現在のアメリカ合衆国に渡ったやつってどんなんだったのだろうか 2

この1500年~1600年代機械化の産業革命以前ですので大農場での

種まき、農産物を育て、収穫から、加工、出荷と人力+家畜を使った

手作業で対応するしかありませんでした。

大体この儲け話に出資したのは、英国の王室の姻戚、貴族連中などまとまった

金を用意できるものが出資、オーナーとなり、年季、丁稚奉公者を募って

農場開拓にあたらせます。

まだ、この頃は北米大陸も全容が良くわからないのでオーナー自ら現地に

なだれ込むということはほとんど無かったそうです。

後日談ですが、後にアメリカ合衆国の南部地域の農場も安定してくると

オーナーや子孫、親戚が米国に移住し陣頭指揮をとる。但し子弟は

15~16歳になると英国の親族もしくは親、祖父母の持つ別邸に

住み。英国の高等教育を受けて英国の人脈を形成しつつも、米国に

帰国して更に商売の拡大を図ります。

小説や映画の「風とともに去りぬ」の世界です。

ま~このことから、中東部、東南部の大農場、地主はカナダの住民と同様で

無理に独立などしなくても英国本国とうまく付き合っていけば又

儲かると考える連中も多々いました。

遅らせながらも、産業革命、工業化であてた新興資本家、ユダヤ マネーも

流入する、金融保険のニューヨーク、ウォール ストリート。そして

大衆娯楽となる映画産業(これは西のハリウッドだが資金は北部から

出た例が多い)。北部と南部そして一攫千金、砂金から原住民を虐殺して

土地を奪いまくった、中部、西部へ攻め入った本国では犯罪者もしくは

紙一重の連中が入り混じります。