EUの将来、結局英国が勝ち組なのか 5

今回のギリシャ経済危機(年中行事のように何回やってんだか)でも各国の

金融、財政、経済政策がうてないユーロ、言いかえれば欧州中央銀行が

決定しなくてはなりませんが、ユーロ安や金利の上下に誘導したら他の

十数ヶ国も追随しなくてはなりません。

要はギリシャ単独での手のうちようがないわけです。

EUでユーロ未加盟国は英国、スゥエーデン、デンマーク。逆に条件に

合わないと拒否された旧東欧で、独の経済衛星国のようにされた

チェコ、ポーランド、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリアなど

この区分けで鮮明になります。バイキング等で英国に近い北欧と

経済不安があるが、旧ソ連を脱し、かつて独が影響を及ぼした東欧地域

英国はシティーの伝統もあり、金融、経済、通貨政策を独自で展開

できないことは全くもってのめません。隣国のアイルランド(一回、

国家破産)がユーロ加盟しても、勝手に独仏に助けてもらえば

良いのではとのスタンスです。だが実際、英ポンドで全く支障なく

買い物ができます

一体、独はどこに向かいたいのだろうか?仏を抱き込んだので、ロシア

を落とせば完了なのでしょうか?

しかし、プーチンは全くEUに加盟するきもなく、旧ソ連の再興を

目論んでる節も見えます

あ~欧州情勢は奇奇怪怪なり、魑魅魍魎(ちみもうりょう)なり