東京オリンピックに向けての日本人の英語教育、外国語教育考 5

次に小説や文学書の翻訳~これは、ストーリー性や個人の感情描写が

売り上げに直結します。

1.当初は小説家や文学者の大家に翻訳を頼む。夏目漱石や芥川龍之介

などは東大英文科卒ですが、必ずしも外国文書でのストリー性とか

正確とは言えず、彼らのアレンジ部分を入れながら翻訳したので

はないでしょうか

江戸川乱歩などは面倒になってきたのか、もう堂々と翻案~今で言うと

リーメークと公言します

2.その後は日英バイリンガル~戦後すぐは米国に移民した日系人で

文学部を出たような人間が多かったようです。

3.本当は、一番良いのは、専門的知識を持ちながら文章の才能も

ある日本人、現地語のバイリンガル チームで都度チェックしていく

~しかしながらこれをやると物凄い人件費と時間がかかるので

商業的には非常に厳しいものです

インターネットの普及で以前よりコスト、時間も短縮できていますが、

外国語の文例をストックして反映させる翻訳ソフトでドラフトを

作り、最後は人間がチェックするやり方だそうです。しかしながら

新しい言葉、テクノロジー、トレンドなど次々に出るためこの翻訳

ソフトは常にアップデート必要で、これらのソフトの価格は非常に

高額です

従いまして、翻訳学校、英語専門学校の翻訳コースなかなか入学志願者

が増加しないようです