東京オリンピックに向けての日本人の英語教育、外国語教育考 1

政府が更に躍起になって小学生からの英語教育強化策を提唱していますが

戦後の占領期に英語が出来るとGHQ関連で結構良い職に就ける

からという時期や、最初の東京オリンピックや万博並びに各種国際

博覧会、さてはサッカーのワールドカップ前後から円高で

海外旅行者が飛躍的伸びた時期など実は政府は何度も学校でも民間の

英会話学校でも補助金を出して英語教育を提唱しています。

又、一時の日本企業人民共和国進出ブームや中国人大量受け入れ時の

北京語。韓流ブーム時の民間や韓国政府、民団などがしかけた韓国語

など。

しかしながら日本人が爆発的に外国語に長けたかと言うと

余りそうとも思えません。

理由はいくつかあるのですが、1)日本語が非常に珍しい種類の

言語で特に文法体系がインド ヨーロッパ語族の言語と大幅に

違う、シナ語族とも違う 2)漢字の借用は1,000年以上前

なので置いておいても、明治維新前後からの近代化にほぼ欧州の

列強の言語、英仏独蘭蜀西露などの語彙、単語をほぼ日本語訳に

成功している(現在からみると、欧州など現地言ってみると、

結構いい加減であったり、恣意的であったりする単語や語彙も

あるのですが、黎明期なので仕方がない部分もあるでしょう)

結局、近代化に遅れたシナ、朝鮮語は日本語から借用したりアレンジ

したり、発音、表記を自国風に変えて使いだし、現在でもそうである

鉄道、道路、機関車など交通関連から西洋的政治システム、西洋的

思想、自由主義、民権主義、帝国主義、共産主義、重商主義、

重農主義などなど

一方、突っ込み所多数ですが(更に英蘭独のゲルマン語、仏西蜀伊の

ロマンス語は同系統で単語が似ていると理由もありますが

カルテ(独)、シャトー()、カチューシャ(露)、カサ(西蜀伊)など

枚挙がなく一見英語だと思っていたら別言語であったり。。