外国大衆料理を昇華させる日本人の異様な才能 1

例えば、ハンバーグ、アメリカに渡ったハンブルグ出身のドイツ移民が

ひき肉集めて焼いてパンに挟んだと言われています。

貧乏な庶民はステーキ肉などそうそう食べられるわけも無いので、一番

安いひき肉を使ったものです。ひき肉なので、牛なのか豚なのかそれ以外の

肉なのか分かったものではありません。

昔、マクドナルドで猫の肉が混ざってるんじゃないかなどの悪い噂が

たちましたが、それほどどんな肉か分からないほどの安肉をしよう

します。

当然、良く火を通さないと食中毒の恐れがあるので、これでもかと

真っ黒に炭に近くなるまで肉を焼いてパンにはさみます。

これを日本人は、牛肉100%にしたり、デミグラ ソースをあんな

ケチャプの代わりに使い高級ステーキ化します。

和食が苦手な米国人が日本に来てとにかく洋食食べたいと懇願してきました

そこで、高級ハンバーグ屋につれて行ったわけですが

最初はハンバーグか。。。。ま~しかたないだろうと 言う表情で

若干寂しげな感じだったのですが、食べ始めるとこんなに上手いハンバーグ

生涯初めてだと真顔で言ってました。