戦前の英語教育は英国で戦後は米国 5?
英国は長くヤード・ポンド、華氏を守っていて、英連邦諸国も追随してたのですが、
英国のEC(EUの母体)加盟で英国ではメートル・グラム・摂氏の併記にするように
なっています。完全に併用状態ではありませんが、温度などは摂氏が
主流になりつつあります。
米国は頑なに、メートル・グラム・摂氏を採用していません。
各業者や政府機関が書類、機材の変更のコスト増を嫌がって現在まで放置
されているとされていますが、国も広いし、面倒だし、自分達が世界の
基準だと思っているので敢えて合わせる必要性もないのではないかと
思われます。
結論から言うと、単純に戦前は英国英語、戦後は米国英語と言うのは
非常に単純な思考です。
戦前は英語を始め外国語を習得する人間など非常にまれで高等教育を受ける
もの以外はほとんどできない。
一方、戦後から現在までも英語の習得率は高くない。
要は、先ず絶対に必要ではないこと。ほぼ日本(旧日本の地域の朝鮮、台湾
シナ租借地)、現在の中国(満州、内モンゴル、チベットなども)以外は欧米の植民地や間接統治にあっていたので覚えざる得なかった。無理やり複数の国や地域を統合して占領したので
共通語の役割もはたしています。
第二次大戦後の教育もこの宗主国の言葉が教育に使われます。