アイヌ、沖縄、台湾、異民族と言われる考察4

ここで、初めて使われたという征夷大将軍、初代坂上田村麻呂と言う人と

文献に残っています。

彼は西暦758年生まれとされ、聖徳太子の奈良時代の人で陸奥地域、

現在の東北(青森、秋田、岩手、山形、福島、新潟、栃木、茨木の一部)を

おさめていたということです。

ここから見ると蝦夷(エゾ、エミシ)と古い時代の文献で記された地域を

おさめた一族であるようです。

彼の功績は現在の青森の弘前周辺から対岸の函館近辺の部族と抗争が

あり、これを平定したということですので、紀元800年前後には現在の

北海道の少なくとも南の一部は、所謂現在の日本人が交易したり、

居住していたと言うことになります。

この坂上氏、阿知使主(あちのおみ)と言う家系で日本や朝鮮に近い地域の

漢人(シナ)で紀元10年位、日本では応神の天皇時代と言われますが

移住してきた集団と言われています。

そこで、九州や関西から離れた場所を任せるから、日本のために

働けよと日本の東、東北、さらに北海道南部の治安維持をしろと

言うことになったようです。

これが1300年以上前、こんな昔から、所謂アイヌ民族と言われている

人たちと現実的な交流があるわけで、強制的に日本に同化せよとはしていませんが

東北、北海道南部では共生や交流が十分考えられます