中国が輸出依存しかないのとグローバルの儲け方7
では、米英、特に米国起源の会社が推進する、金融、証券のグローバル化
基本的にUS$建ての商品が多いファンド累、為替取引、株式売買、保険と
金融商品を組み合わせたものなど各種あります。
先ず、彼らは取引手数料で先ず稼ぎます。ファンド系の金融商品などは
これに運用益がうわのせされるわけです。
先ず、彼らは米国同様、各国に圧力をかけて業種間の自由化、銀行がファンド
商品を扱えたり、(別会社にするなどして)証券業の免許の取得、保険業の
免許の取得を容易にする。
元々 リテールと言われる個人向けの普通預金などを行わなければ銀行でも
膨大な支店と行員を置く必要がありません。
従って、多くの外資系銀行は支店、支社と言う形態を取ってきました。
現地子会社化すると納税は当該国の法律に沿ってやらねばなりません。
ここから利益を配当のような形で本社に還元することになります。
支店の形にしておくと人件費、経費は外国の本社負担と言う形になり、
売り上げも本社所在の国でカウントされます。
これによって、税金の安い国に本社機構を移していきます。E―コマース、
通販なども、日本での消費税を払って来ない事例が多かったそうです
例えば、コンテンツのダウンロード販売など商品自体がデーターで購入される
ので日本の消費者が買おうが、例えば米国が本社ならそこの州税は
払うが、日本の消費税は払わないということだそうです
今後、消費税は各国の消費者別に仕分けさせて納入させる形にしていくそうです。
結局、金融は売上の規模に比例しても比較的少人数で、節税も可能と言うメリット
があります。
流石に、証券や保険会社は現地子会社設立しないと当該国の免許は取得が難かしいので
子会社設立したり合弁で会社を作ったりしますが、この業種の垣根を越えた
自由化でのメリットが享受できます