2014年4月の米、オバマ大統領の来日に向けて日米TPP交渉が

白熱化したものの結局平行線で、2国間で話し合っているので何が環太平洋~

Trans-Pacificなのか訳分からない状況です。

冷戦終結の1992年以降、度々戦争起こしながら軍需産業を食わせて

来ましたが米国の製造業は尻つぼみしていきます。

これと同時期に当時の欧州のEC各国はEUの権限拡大、通貨の統合。

人、金、物の自由化、政治は各国の独立を認めるが経済は統合するという

壮大の実験に突き進んで行き、世界での勢力を再度欧州に取り戻すべく

拡大していきます。

この欧州のブロック化に対して、親中、米民主党の大統領ビル クリントン

は大々的な日本叩きを始めます。

民主党の支援母体に製造業の労働組合が多いことを良いことに、日本の

自動車や電化製品のネガティブ キャンペーン。国会議員による

東芝のCラジカセをハンマーで叩き割るパーフォーマンスを見せて

「アメリカ製品」を買おうと!やってみたり

ただ、当時、アップルも新興のPCメーカーで家電まともに製造していたのは

ゼニス(それでも大半は米国外の製造でした)~Zenith社位で

GEも重電や医療機器、そして金融業などに業態を変えてきており

RCAなどはブランド名が残るだけのような存在になっていきました。

当然、米国で日本製の家電やPC製品は売れ続けており、自動車も

高関税の日本生産品と米国やカナダ、メキシコでの現地生産品を上手く

ラインナップ化し日本車は米国での売り上げをキープしていきました。

やはり、日本製品が重宝されたのは品質ですが、これに対してもアメリカは

(但し、日本製のみならず全ての製品に)PL法~製造者賠償責任法えお制定

不十分な製品説明や欠陥品に対する賠償金を法令化します。これは群がる悪徳

弁護士とともにとんでもない高額賠償金の判決が出たりとします。

この流れで、煙草のパッケージにはとてつもなく、大きな文字やどくろマークが

「あなたの健康を害する可能性がありますと」の注意書きです。