3位以下(一位のサッカーも英国発ですが)も英連邦諸国の国際大会が非常に
大きな売り上げをあげているようです。
3位は、ラグビー(ユニオン)ワールドカップ
2019年には日本開催が決まっております。良くサッカーやオリンピックに
比較されますが、サッカーのワールドカップはフランスから提案され、イアタリ、
スペインなどラテン諸国と中南米の彼らの植民地の強豪国で始められたものでした。
当初、英国勢は参加していません。
この英国連合王国は非常に緩い連合体で、今でも、イングランド、スコットランド、
ウエールズ、北アイルランド、アイルランド共和国別々に参加しますが
なぜか、ラグビーだけは北アイルランドとアイルランド共和国連合チームで
アイルランドで参加しています。
ユニオンのラグビー 国際試合はまず英連邦内の地域別対抗戦と言う性格が
強いものでした。イングランド対スコットランドで国際試合と言う言い方今でも
しますが、なぜか隣国フランスでも大変普及したことが国際試合の売上に寄与
したわけです。近年はイタリアやアルゼンチン(イタリア系の移民が非常に多い)
が強豪国に並ぶようになってきました。
ラグビー(ユニオン、リーグも含め)では、その国地域で3年以上プレー
すると国籍を変更しなくても代表になれます。(サッカーに関してもボスマン判決
以前から、国内リーグに限っては英国内のどのリーグでも英国内出生のプレーヤー
は外人扱いになっていません)
これは、英国連邦内の地域対抗戦であり、オーストラリアだろうがニュージーランド
だろうが、カナダだろうが、南アフリカだろうが、英国人が分かれて散らばっている
考えに基ずきます。
基本的にはIRB(国際ラグビー ボード)と言うのが8強豪国で結成。
イングランド、スコットランド、ウエールズ、アイルランド、フランス、オーストラリア、
ニュージーランド、南アフリカ~彼が主要国際大会を仕切りその他の国を招待するという
考え方です。逆に、この緩い国籍条項が後進国やラグビー発展途上国の強化に役立っている
と言う皮肉があります。余り強くはないですが石油利権で英国人が多く渡った
中東はアラビアン ガルフと言った中東連合チームで出たり、香港もかなりの代表選手
が英連邦出身だったりします。